「CoCo-WA」で遊んでみました

公開日:2020年07月21日最新更新日:2020年07月21日JMLA 事務局

ネガティブな感情をユーモラスに変換するアプリ

近年、メールやSNSの書き込みの中に、相手を攻撃するようなネガティブな文章や投稿が社会問題になっています。

動画配信サービス・ネットフリックスで配信されたリアリティ恋愛番組「テラスハウス」に出演していた、プロレスラーの木村花さんが5月23日に急死したニュースは、社会に波紋を起こしました。

ネガをポジに変換し、不快な感情を起こしやすい場面を笑いで乗り切れれば、より良好な対人関係を維持できるのではないかという発想で、ネガポジ変換コミュニケーション支援ツールの開発を試みたというのが、「CoCo-WA」です。

さて、どんなアプリでしょうか?

ネガティブな文章を入力して、「おくる」ボタンを押すだけでよいそうです。
入れてみました。

 

input1:  新型コロナウィルス感染症対策のため外に出られずへこたれる。ストレスたまるな。外出したいよ。何にも楽しいことがない。家にいてもやることないし。

output1(自動変換): 私の周りは全員一流なんです。あなたは一流ですか?

input2: リモートワークが続いて太っちゃった。どうしよう、ショック、運動するの嫌い。

output2(自動変換): これだけは同じ意見だと思うのですが、マイクタイソンにそれできませんよね?

input3:  「自分で考えろ」だって、わからないから聞いてるのに

output3(自動変換): ムツゴロウさんでもちょっと怒るレベルですよ。

input4: 足が痛い、これ以上走れないよ

output4(自動変換): 土日や休日にやりたい事なんでもできることが羨ましいです。

いかがでしょうか。

個人的には、input3の変換が気に入ったかも。

自分の感性を大切に育もう

今この時代、自分がどんな感性を育むか、自覚と覚悟が求められる時代といえるでしょう。

受動的な面では、個人情報保護が叫ばれる反面、SNSを使えば自分自身は常に社会から見られていますし、スマートフォンの位置情報や、ネット閲覧履歴など、知らないうちに自分を他人や企業や社会に曝け出しています。

能動的な行為としては、自ら取に行く情報、毎日触れる情報、ネット上でつながる人など、自分自身で選択できます。

感性は、生まれ育った環境や、誰とどんな情報に囲まれて生きる環境をつくるかによって変化します。

自分の感性は自分で責任をもって、大切に育みたいものですね。

感性マーケティングで使われる主な感性情報

当会では、人の感性をマーケティング戦略立案に取り込み、事業の成果につなげる「感性マーケティング」を実践しています。

「人の感性」とは、外界からの刺激を五感で判断し表現する能力のことです。

同じ刺激を受けても、表現方法や内容は人それぞれです。

それは、生まれ育った環境やこれまでの生きてきた環境の中で育まれた価値観が違うため、生き方や志向、意志なども異なりそれらが将来の意思決定に影響するためです。

この本質を捉えることが、戦略立案には欠かせません。

戦略立案に向けた、この“本質”を引き出す方法として、言語情報を主に活用します。

扱う情報の形式としては、言語情報ですが、どういった感性を持った人のまとまりかを明らかにすることで、戦略の糸口を知ることができます。

感性マーケティング」にご興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください。

言語情報はたくさん保有しているが活用しきれていないと感じている方は、気軽にお問合せください。

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JMLA 事務局

一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)は、「マーケティング」および「商品開発/事業開発」において、人財育成(認定資格講座、企業研修)および企業様の事業支援・開発支援を行っています。また、商品開発/事業開発の系統的なメソッド「Neo P7」を用いて企業の社員様が自分たちで持続的に開発を実現できるようにするための内製化支援を行っています。