マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性
人間の感覚(五感等)により判断し表現される感性情報(定性データ)を顕在化(定量化)させて、新たな価値やビジネスチャンスを創造できる能力習得を目指す資格講座です。
※「五感」とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のことで、人間が物事を判断する基本能力のことです。
講座
「何がどれだけ売れたか」よりも「何がどうして売れたか」「だから次に何がどれだけ売れる可能性があるか」を予測することが大切です。
数値情報(何がどれだけ売れたという定量データ)は、瞬時に処理できますが、感性情報(売れた理由や顧客の意志などの定性データ)は、コンピュータでの処理が難しく、大切だと思いながら取り扱えずにいました。
本講座では、難しいと言われてきた定性データを、定量データと組み合わせて、分析できるスキルを学びます。
学びにより得られること
新規顧客の獲得
現在の顧客の価値観と、顧客になっていない購買層の価値観を理解することができるようになります。そのことにより、新規顧客を獲得するための戦略や施策を組み立てることができるようになります。
既存顧客のファン化・離反防止
既存顧客がどのようなメリット(価値)を感じて商品・サービス(ブランド)を購入・利用してくれているのかを理解することや、既存顧客の意志を理解することにより、望まれる商品やサービスの企画開発を行うことができます。それにより、既存顧客の離反防止や囲い込みを実現できます。
販売促進の充足
顧客メリットと自社商品の価値をつなぐコンテンツ制作を行うことができます。また、商品特性・サービス特性に合ったコミュニケーション経路を理解することで、顧客と最適なコミュニケーションをとることができます。
施策アイデアを論理的に整理
戦術や施策のアイデアは多数考えられますが、施策アイデアの因果関係を論理的に整理し、施策アイデアの重要度と優先順位付けを行うことができます。顧客が購入したくなる有効な施策の意思決定を的確に行えるようになります。
感性データを定量的に分析
マーケティング活動において、人間の感性というものは大事だが曖昧で数値化できず取り扱いが難しいものだとされていました。しかし、感性マーケティングという体系化されたノウハウを学ぶことにより、マーケティングや企業活動の重要な指標として、感性データを取り扱うことができるようになります。
明日から使える分析ツール
講座内のワークショップで、直感で結果を解釈しやすい分析ツールを使用します。定性データと定量データを組み合わせた分析を行い、その読み取り方を学びます。そして、使用した分析ツールは、その日からご自身の業務で活用いただくことができます。
取得メリット
人間の感性をマーケティング活動に活用することができるようになり、事業の成果に結びつける能力を習得できます。
- 競争優位性のある企画提案ができる
- 新しい商品やサービスを生み出せる
- 分析結果をマーケティング戦略につなげられる
- 将来予測に基づいた、無理・無駄のないDX経営(デジタル変革)を行えるようになる
- 顧客視点で自社の強みを再認識でき、ブランディングを強化できる
- 顧客と共創価値創造によりプラスαの社会的価値を生み出せる
受講者様特典-プレゼント-
『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』にお申込みの方に、書籍『オノマトペ・マーケティング』(坂本真樹著)をプレゼントいたします。
※「お客さまの生の声に近い”オノマトペ”とは」「書籍概要」はこちらをご覧ください。感性分析事例



※図はお絵かきではなく、分析結果です。上から2つは数量化理論Ⅲ類分析、一番下の図はISM分析です。受講いただくとこのような分析をご自身でできるようになります。分析マクロは講座当日に配布し、受講当日からご自身のお仕事でお使いになれます。
感性とは
”感性”とは、外界からの刺激を人間の感覚(五感など)により判断し表現する能力のことです。
ある人が、青空広がる公園を散歩しながら、その人の感覚受容器でさまざまな刺激を取り込んだ後、脳の中を情報が伝わりながら感じ取り、「私は桜の花が好き。」と言葉で表現したとします。この一連の情報の流れ(刺激を受けてから言葉で発するまで)を”感性”と呼びます。
近来では、「感性工学」の研究が進み、車のデザイン、室内のカラーリング、 橋梁のデザインから商品パッケージのデザインまで様々な分野で活用されています。
作る人間のこだわりが、何らかのメッセージや物語性を持つことにより、 受けて側に感動や共感を呼び起こし高い評価を受けるという、「価値の創造」が行われているといえます。
日本人は、世界で最も五感に鋭敏な民族だと言われています。 四季に恵まれた豊かな風土がはぐくんでいると考えられます。
マーケティングという企業と生活者の翻訳作業においても、“感性”は最も重要なキーワードの一つとなっています。
※参考記事:「感性とは、感性マーケティングとは」講座スケジュール
申込終了
10:00~16:30
2023年5月23日(火)
10:00~16:30
実施方法について
「会場」と「オンライン」の同時開催の日程は、どちらかご希望のご参加方法をお選びいただけます。「オンライン」による実施方法について
「オンライン」でのセミナー開催の実施方法は、zoom(zoomミーティング)を活用いたします。
接続方法が不明な方は、事前に接続テストをさせていただきますのでご安心ください。
「会場参加」による実施方法について
「会場参加」によるセミナー開催は、以下の方針にて開催を執り行います。
- 小規模人数での開催
- 実習時着用フェイスシールドを用意
- 入り口にアルコール消毒液を設置
- セミナールーム・ドアノブ・机の消毒徹底
- ウイルス対策としてセミナールームの換気(窓開け)
席の間隔をあけて受講できる体制にします。 ご来場の皆さまにおかれましては、「手洗い」や「マスクの着用」「うがいの励行」などの感染症予防対策へのご協力をお願い致します。
開催会場: 東京都中央区湊二丁目6-4 RKビル2階 セミナールーム
費用
受講料
154,000円
税抜価格 140,000円 消費税 14,000円
認定料
33,000円
税抜価格 30,000円 消費税 3,000円
187,000円
税抜価格 170,000円 消費税 17,000円
※マーケティング解析士プロフェッショナルコースを2講座以上認定の方は、2講座目以降の認定料は2,000円引きとなります。
※「年会費」
・合格されて資格を取得された年の1年間は自動的にJMLA会員として登録されます。
・次年度より年会費をご納入いただくことでJMLA会員をご継続いただけます。
・年会費は、税別8,000円/年です。
再試験
再試験の場合、別途費用が追加で必要となります。
再試験費用
22,000円
税抜価格 20,000円 消費税 2,000円
カリキュラム
1.感性データとは。その取扱い方
講義
- 感性データとは
- 感性データの活用事例
- 感性データから解析できること
- 感性データの定量的分析方法
演習(個人)
- 感性データコーディング
2.ターゲティング
演習(チーム)
講義
- 定性的評価のポジショニングから見えること
- 顧客ニーズのポジショニング
- 自社評価のポジショニング
- ターゲット設定
演習(個人)
- 定性データによるポジショニング
3.コミュニケーションフレーム設計
演習(チーム)
講義
- コミュニケーションは五感が重要
- 購買に至る階層構造の把握
- コミュニケーションは、垂直から水平へ
演習(個人)
- コミュニケーションの階層構造分析
4.組織の強みを活かすシナリオ作成
演習(チーム)
講義
- 組織の強みを活かす
- 組織のベクトルを統一する
- 社内意見の聴取・活用方法
演習(個人)
- 組織の強みを活かす戦略シナリオ作成
5.感性情報収集の方法
演習(個人)
講義
- 課題整理
- 情報収集目的の設定
- 情報収集対象の設計
- 仮説化と調査項目出し(課題⇒仮説⇒項目)
- フリーアンサーの活かし方と押さえておくべき定量情報(定量と定性)
- 戦略に役立つフリーアンサー設問の設計方法
- 帰納的・演繹的調査設計
演習(チーム)
- リピート客数増加のための仮説化と調査設計
6.マーケティング戦略策定のための10の要素
演習(チーム)
講義
- 感性情報収集から戦略策定までの構造
- 戦略シナリオの論理的骨子策定
- 分析データと戦略の整合性確認
- マーケティング戦略策定のための10の要素
成績評価
- 講義中の演習及びプレゼンテーション評価
キャンセル
受講キャンセルは14日前までとなります。
14日未満の場合は、お客様都合でのキャンセルは致しかねます。予めご了承ください。
受講生の声

(クロステックスポーツ株式会社様)

(クロステックスポーツ株式会社 ブランドマーケティング部 リーダー 矢野 裕樹 様)

(企画制作業)



(コンサルティング業)

また、長男も映像クリエイターなので受講させたいと思いました。
(株式会社サンライト 永倉 全司 様)

(広告制作業・コンサルタント)



認定者用コンテンツ
再受講について(過去に受講された講座の再受講を希望される方)
・2018年3月以前に『上級マーケティング解析士』を受講された方が、『マーケティング解析士プロフェッショナル 感性』の受講を希望される場合。
・または、2018年4月以降に『マーケティング解析士プロフェッショナル 感性』を受講された方が、同じ講座を2度以上受講を希望される場合。
【再】受講料
88,000円
税抜価格 80,000円 消費税 8,000円
認定証を更新されたい方は、お申し付けください。
認定証更新料:
認定証更新料
11,000円
税抜価格 10,000円 消費税 1,000円