「カレーの日」~お気に入りの商品を探して別のお店へ~サイレントマジョリティーに要注意!?~マーケティングミックス~

公開日:2024年01月22日最新更新日:2024年02月22日JMLA 事務局

1月22日は、「カレーの日」だそうです。
日本には一体いくつの記念日があるのでしょうね、と思って調べてみました。
なんと、2023年10月末現在で、2,600件を超える登録があるそうです。
(出所:一般社団法人日本記念日協会https://www.kinenbi.gr.jp/)

今日は、ある出来事でおいしいカレーに出会ったので、そのきっかけについてお話しします。

「火鍋の素」というレトルトスープ

私は火鍋が大好きで、家庭でもよく食べます。さすがにスープを自分で作るには、様々な食材が必要なので、火鍋の素を購入します。

その火鍋のスープですが、よく行くスーパーマーケットで購入していたのですが、今年に入って購入しようと行ってみると、いつものコーナーにありません。お店の人に聞くと、違うコーナーに案内され、確かに火鍋スープの素という商品はありましたが、従前購入していた火鍋の素とはまるで違うものでした。

今まで購入していた商品は、保存料、化学調味料不使用で、クコの実、なつめ、花椒(ホアジャオ)、八角(ハッカク)などが入っており、本格火鍋が簡単に出来るものでした。

そこでネット検索をしてみたところ、今まで購入していた商品のメーカーサイトを発見。売っているお店を見たところ、スーパーマーケット「成城石井」にあることを知り、早速買い求めに行きました。
やれやれ、これで一安心。

写真および下記情報の出所:「合同会社36チャンバーズ・オブ・スパイス」ホームページより引用

36チャンバーズ・オブ・スパイス
麻辣火鍋
内容量:475g
化学調味料不使用で、本格的なスパイス類をふんだんに使用したストレートタイプの火鍋の素です。お好きな具材を入れて温めるだけで、すぐに食べられます。

私もサイレントマジョリティー ~マーケティングミックス~

ですが私は従来購入していたスーパーマーケットには何も言いません。
しかし、訪れる頻度は確実に減ります。

つまり、そのスーパーマーケットはたった一人かもしれませんが顧客を失いました。

大きなスーパーマーケットですから、商品回転があまりよくないとか、取引先との関係性など様々な理由で商品の淘汰を行うのは、仕方がないことだとは思いますが、残念なことです。

大きなお店では、ほんの小さなことかもしれませんが、小規模のお店や会社にとっては、大きな出来事となってしまう可能性も秘めています。

何より、「サイレントマジョリティー(物言わぬ消費者)」がいるということです。自社の商品やサービスを、顧客が望むチャネルで提供することは、マーケティングミックスの考え方から言っても、とても大切なことなのです。

◆マーケティングミックスとは:
マーケティングミックスとは、マーケティング戦略4P(よんぴー)のことです。
4Pは、製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)、4つの頭文字です。
「顧客から見た価値(商品・サービスとそれらの品揃え)」ー「対価」ー「入手の容易性」ー「コミュニケーション」の調和をとることが大切だという意味です。

「火鍋スープの素」が美味しいので「カレー」も購入しました ~プロダクトミックス~

そうそう、カレーの話でしたね。

そのおいしい火鍋スープの素を提供してくれている会社さんは、レトルトカレーも数多く作られていて、火鍋の素を購入する際に併せて購入させていただきました。「スパイシーバターチキン」、「ネパールチキンカレー」などです。

今日は、カレーの日、おいしくいただきたいと思います。

購入した「合同会社36チャンバーズ・オブ・スパイス」さんのカレー2種

◆プロダクトミックスとは:
企業が製造・販売する商品(製品・サービス)や品揃えのことです。
下記1~3の枠組みを4に留意して構成します。
1.深さ(バリアント数。variant(s):バリエーション)
2.長さ(1ラインの中のアイテム数)
3.幅(ライン数)
4.整合性(集合体として)

『感性マーケティング』は顧客の感性価値を分析し「もっと売れる!」を実現する

顧客の声として、この日本人の豊かな感性を捉え分析し、「もっと売れる!」を実現し、商売繁盛をもたらすものが『感性マーケティング』です。

「マーケティングミックス」、「プロダクトミックス」の考え方なども具体的に学べます。
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人は、意識的にも無意識にも言葉を発したり、行動をとっています。人が何かを購買するという意識決定ではそのどちらも(意識的/無意識)影響しています。したがって、表層ニーズと深層ニーズが行ったり来たりします。そのため、マーケティング戦略上、顧客や消費者の表層ニーズだけでなく深層ニーズをしっかり捉えておくことが重要です。

企業を作り手、顧客や消費者を使い手とすると、

  • (顧客や消費者の目線で)「作り手の感性に共感する」
  • (企業目線で)「使い手の感性に響く」

両者が共創するという関係を構築できると、「もっと売れる!」を実現できます。
そのために、感性を捉えて適切に分析することが大切です。

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