素直な心構えが先見の明を鍛え事業の成功確率を上げるワケ

2021年08月22日堀内香枝

新商品アイデアを出す心構えは?と問われた回答は「素直な心」

先日ある企業の方から、「新商品のアイデア出す心構えは?」とアドバイスを求められました。

「素直な心」です。

学生時代には、何でも思うことをストレートに発言していた人が、社会人になったとたんに思ったことを言わなくなります。

それは何故でしょうか?

発言が間違っていたら格好悪い、失敗したら評価が下がる、などという邪念が思考や発言を押さえつけてしまうからです。

素直(すなお)とは?

 

 

素直(すなお)とは?

偏見を持たない。

偏見を持たないとは、先入観にとらわれず、知らない新しいことを実際に見聞きしたまま認識する。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典によると、

「先入観」とは、「実際の体験に先立って、ある特定の対象に対してもつ主観的価値判断。体験に先立つ歴史的、社会的、宗教的など種々の要素によって形成され、好意的な場合と悪意のある場合とがみられる。」

と解説されています。

成功体験を積み重ねた年長者ほど、「先入観」を沢山持っているので、新しいことを吸収しようとするときは、「素直」が肝要だと言われます。

 

素直(すなお)な反応とは3つのうちどれでしょう?

「カリスマでなくても誰でもヒット商品を生み出せるやり方を教えます。」

と自己紹介をした人がいます。

これを聞いて、Aさん、Bさん、Cさんが三者三様の反応をしました。

次の3人のそれぞれの気持ちの中で、「素直」なのはどの反応でしょう?

 

  • Aさん「出来るわけがない、有り得ない」
  • Bさん「へぇ、すご~い!」
  • Cさん「どうするとそれができるのだろう?」

 

素直(すなお)とは、盲信ではない

 

  • Aさん・・・批判
  • Bさん・・・盲信
  • Cさん・・・素直

 

「素直」といわれる人の反応は、Cさん「どうするとそれができるのだろう?」の反応です。
相手を一度受け入れて、そこからプラス発想に展開できる人は、自身の仕事やビジネスの成功の確率を上げると言われています。

 

 

素直(すなお)な心が先見の明を鍛え、事業の成功確率を上げる

昔から、素直に生きる大切さということはいろいろな方が言われています。
それは何故でしょうか?

素直でいると、様々な情報を吸収できます。
情報の中には自分のためになる勉強すべき情報もたくさんあります。
さらに収集された多くの情報を素直に分析すれば、世の中の出来事や、自分の身の回りに起きていることを正しく判断することが出来ます。

そのような行動を素直に継続していれば、先見の明を鍛えることができます。
社会や市場の流れを読み、それを自分の仕事や事業展開に反映させる、将来を見通す力が身につきます。
先見性が生まれると適確に計画をたてられるようになったり、適確な事業戦略を立案できるようになります。

 

 

そのポジティブなスパイラルが成功の確率を上げることにつながります。
つまり、素直であることは成功への早道であるということです。

 

マーケティングサイエンスの心構えも「素直さ」

マーケティングの目的は、社会に貢献することによって利益を生み出すことです。
今の時代は、マーケティングといってもマーケティングサイエンス時代といえます。
どんなマーケティング活動にもデータがからむからです。

データ分析と「素直」は何が関係しているのか? とお思いになるかもしれません。

データを読むときに先入観でデータを読むと、真実を見誤ります。
データを読むとき「素直さ」が非常に重要なのです。

「素直な心」さえ準備できていれば誰でも現代マーケティングに取り組み始められます。

皆さまも「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。
必ずご自分のお仕事に活かされますよ。

参考:「感性とは

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女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。