ユーザーの心を動かす商品企画とは? 2025年の人気商品から学ぶ“企画の本質”

公開日:2025年11月21日最新更新日:2025年11月22日堀内香枝

今年のワールドシリーズで、山本由伸投手(ロサンゼルス・ドジャース)が “中0日”で連投したことには、驚きというほかありませんでした。

球史に残る、前代未聞のパフォーマンスだと、多くのメディアでも報じられていましたね。

身長は178cmというではありませんか!
メジャーリーガーの中では小柄。
決して恵まれた体格とは言えない中で、なぜこれほどまでの投球ができるのだろう!?

その背景には、柔道整復師・矢田修氏との長年の取り組みがあったそうです。

18歳の新人時代(オリックス)から二人三脚で、腕力に頼らず、肩や肘に負担をかけず、体全体で効率よく力を伝える身体づくりをずっと続けてきたといいます。
山本投手の身体特性を見極めた矢田氏が、山本投手だけのために独自に考案したトレーニング法で、それは、やり投げの動作を応用した「フレーチャ」という専用トレーニング器具を使うのだそうです。

山本投手の“伝説のパフォーマンス”を支えたのは、選手の身体を知り尽くした専門家の深い理解と、選手本人の努力が重なり合って生まれた成果なのですね。

その関係性は、視点を変えると“商品開発”にも通じるものがあると感じました。

この記事はこのような方に役立ちます

2025年のヒット商品から学ぶ

山本投手の身体づくりがそうであったように、「どうすればもっと活躍できるか」を突き詰める姿勢は、商品企画にも共通します。

優れた選手を生み出すプロセスと同じく、ヒット商品もまた、生活者の課題を深く理解し、最適な形に仕上げるこだわりの積み重ねから生まれます。

そこで今回は、今年話題となった5つのヒット商品をとりあげ、それぞれが生まれた背景や着想の源、徹底的にこだわったポイントを紐解きながら、新商品を企画するうえで重要な視点を探っていきます。

とりあげる注目の5商品

  1. モバイルゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』
  2. 濃縮(希釈)タイプ飲料『おうちドリンクバー ペプシコーラ』
  3. 調理器具『竹材 蒸篭(せいろ)』
  4. 掃除用具『クイックル洗面ボウルクリーナー』
  5. 大人向けIoT文具『大人のやる気ペン』

これらの事例から、人々を魅了する新商品がどのように生まれるのか、そのヒントを探りたいと思います。

ヒット商品1 
モバイルゲーム『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』

2025年上半期の日本のモバイルゲームは収益・DL数ともポケポケがトップ独占。
(Sensor Tower・PressWalker・2025年7月11日)

『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』とは
「ポケモンカード」を手軽にコレクションできる、ポケモンカードゲームを原作としたスマートフォンに向けて開発されたゲームアプリです。

このゲームの源流をたどると、ゲームクリエイターの田尻智氏が発案した『カプセルモンスター』に行き着きます。

ここから『ポケットモンスター』として進化し、長い年月を経て、2024年10月30日リリースの「ポケポケ」大ヒットへとつながっていきました。

『カプセルモンスター』の発案には、田尻智氏の原体験が深く関わっています。

田尻智氏はかつて、ファミコンの『ドラゴンクエストⅡ』に夢中になっていた頃、どうしても手に入れたいアイテムを「交換」できなかった経験が強く心に残っていました。

その後、1989年に任天堂から発売されたゲームボーイに、友達と通信ケーブルでつなげるという新しい機能が搭載されます。

この仕組みに田尻智氏は大きな可能性を感じ、

  • 「交換できなかった悔しさ(交換する)」という原体験のキーワードと
  • 子ども時代に夢中になった「昆虫採集(収集する)」を結びつけ

『カプセルモンスター』というゲームを発案しました。
発案した田尻智氏は、杉森健氏、増田順一氏といった仲間とチームを組んで『カブセルモンスター』を生み出しました。

『カプセルモンスター』はやがて『ポケットモンスター』へと名称を変え、「株式会社ゲームフリーク」、「株式会社クリーチャーズ」、「任天堂株式会社」による三社共同プロジェクトとして商品化されます。

なお、株式会社ゲームフリークは、代表の田尻智氏を中心に「ゲームが好きで集まった仲間たち」という原点を表す名前がそのまま社名になった会社です。

『カプセルモンスター』(のちの『ポケットモンスター』)そのものが、きわめて普遍的な“ものづくりの原点”だったからこそ、現在もクリエイターや仕掛け人たちの手によって、ユーザーの心を揺さぶり続けるロングセラーへ成長しています。

参考資料:書籍『ポケモンをつくった男 田尻智』(小学館版 学習まんがスペシャル)

ヒット商品2 濃縮(希釈)タイプ飲料『おうちドリンクバー ペプシコーラ』

濃縮タイプの飲料「おうちドリンクバー ペプシコーラ」が今年の上半期ヒット商品”に選出されました。
(サントリー食品インターナショナル株式会社 プレスリリース 2025年7月4日)

濃縮(希釈)タイプ飲料とは
水、牛乳、炭酸水、その他の飲料で割ったり、組み合わせたりして飲むことを前提とした濃縮された原液飲料のことです。
アイスやかき氷にかけたり、自分好みのカスタマイズができるため、大人から子どもまで自由なアレンジを楽しめます。

おうちドリンクバーシリーズは、ペプシコーラ、デカビタC、C.C.レモン、POPメロンソーダの4種類、2025年11月現在、公式サイトに掲載されています。

ドリンクバーという商品名は、子どもの頃にファミリーレストランのドリンクバーで複数の飲料を混ぜた経験がある人が想起しやすいように名付けたといいます。

わざわざ割って飲む手間がかかる行為は、発想を転換すると、自分好みに調整するというポジティブなエンタメ性に変わります。

水で割る、他の炭酸飲料で割る、好みの飲料で割ったり、味の組み合わせを発見したり、アイスクリームをトッピングしてペプシフロートにしたり、アレンジは無限です。

SNSに投稿し、友人から「投稿した話題の着眼点」が、「面白い!」「クール!」と褒められると嬉しいものです。若者たちのその心に、濃縮タイプの飲料『おうちドリンクバー ペプシコーラ』はぴったりフィットしました。「おうちドリンクバー」シリーズの売上が絶好調の背景は、特に『おうちドリンクバー ペプシコーラ』のSNS拡散効果の貢献が大きいかったといいます。

それは、「PEPSI(ペプシ)」ブランドがこれまで日本の“コーラ好き”が本当に「うまい!」と唸るような味わいをブレずに追求し続けていたからこそ、『おうちドリンクバー ペプシコーラ』の成功があるといえます。

「PEPSI(ペプシ)」ブランドは、

2019年4月に、飲みごたえとキレのある後味を高めた「ペプシ ジャパンコーラ」を発売。
ブランドとして一貫してきた〝解放感・爽快感〟を強みに堅実に需要を確保しました。

2021年6月に「ペプシ 生」を発売。
この「ペプシ 生」は、「日刊経済通信社 酒類・食品ニュース&解説2021年7月16日 『ペプシ 生』インタビューより、 

新規ユーザー獲得も大事だが、まずは市場を支えるヘビーユーザーのニーズに応えることが重要と考えている。
(中略)
ヘビーユーザーへの聞き取り調査がきっかけだ。
ある男性が「仕事で疲れ切った後に飲むと、生き返ったような気分になる」と回答したのがとても印象的だった。
〝解放感・爽快感〟を表現するのに、これ以上ないワードだと考えた。
(中略)
「生きかえるうまさ」から派生した~

この“ものづくり”に対する姿勢から、コアファン(ヘビーユーザー)の「飲用シーン」や「そのときの気持ち」を深く理解することが、商品開発において欠かせないことがわかります。

満を持して、濃縮タイプの炭酸飲料『おうちドリンクバー』シリーズが2024年4月23日から発売され、そして、『おうちドリンクバー ペプシコーラ』が2025年2月18日から全国で新発売された、といえるのではないでしょうか。

振り返るとコロナ禍の時期、炭酸水の販売量が増加しました。
家でお酒を飲む機会が増え、その際の割材として炭酸水を利用する人、また、在宅勤務中に気分転換するための飲み物として、炭酸水を飲用する人も増えました。
そのような社会背景も、濃縮タイプの炭酸飲料のヒットを後押ししたといえます。

ヒット商品3 調理器具『竹材 蒸篭(せいろ)』

2025年上半期、無印良品 ネットストア 人気ランキング1位に輝いた『竹材 蒸篭(せいろ)』(㈱良品計画)。

発売は2024年9月。
発売当初から人気で、発売から約半年の売上は計画の約4倍、増産しても供給が追いつかず、一時は入手困難な状況にあることが話題になっていました。

せいろブームの火付け役は、 インスタグラマーのりよ子さんが2023年3月に始めた「すべてを蒸したい せいろ レシピ|痩せ+美肌 (@musu_riyoco)」のInstagramアカウントで、蒸篭(せいろ)で作る簡単で美味しいレシピを投稿し、多数の共感を集め、フォロワーを増やしたことがブームの要因と言われています。

2024年9月に発売したりよ子さんの著書、『すべてを蒸したい せいろレシピ』は30万部を超える大ヒットとなり、【料理レシピ本大賞2025】を受賞しました。

話は変わりますが、

2010年頃、電子レンジで手軽に蒸し料理ができる「シリコンスチーマー」ブームや、食材の水分だけで調理できるヘルシー鍋として「タジン鍋」(モロッコの伝統的な鍋)が流行ったことが思い出されます。

Instagramの日本語版は2014年2月にリリースされました。
今では国内だけでInstagramユーザー数は6,600万人にのぼりますが、2010年頃は、調理の様子やレシピを手軽に共有できるSNSはありませんでした。ニュースやテレビ番組、WEBサイト、雑誌などで話題になり蒸し調理器具を購入したものの、十分に使いこなせず、持て余し、しばらくすると棚の奥の方へしまってしまい、今は使っていないという方が多いかもしれません。

しかし、

  • 毎日の食卓に変化をつけ豊かにしたい気持ちや
  • 仕事から帰って食事の支度するので、時短調理と食卓に出せる器を兼ねたい気持ち
  • 健康/ヘルシー志向で、できるだけ油を使わず調理したい気持ち
  • 食材の風味を上手に引き出し料理を美味しくしたい気持ち
  • 週末の食卓を豊かにしたい気持ち

このような気持ちは、多くの人々が”潜在欲求”として持っていたのではないでしょうか。

また、コロナ禍の時期に、外食が制限され、内食が増えた折、家庭料理を子どもや家族と楽しむ工夫や”ていねいな暮らし”の様子が、度々、テレビ番組やSNSで取り上げられていました。
2023年の料理SNSトレンド大賞は「せいろ蒸し」でした(料理SNS「スナップディッシュ」が大賞を決定)。

このような消費者の”潜在欲求”をしっかり理解し、伝統的な調理器具のハードルを下げ、手に入れやすい販売方法で提供してくれたのが、無印良品の『竹材 蒸篭(せいろ)』ではないでしょうか。
豊かな食文化の体験を、誰でも手軽に家庭で実現できるとても魅力的な商品です。

ヒット商品4 掃除用具『クイックル洗面ボウルクリーナー』

洗剤と抗菌スポンジが一体となり、手を汚さずに洗面ボウルを掃除できる『クイックル 洗面ボウルクリーナー』(花王株式会社)。

2025年4月26日の発売直後から需要が急増し、わずか1か月足らずで「本体100ml」が売れすぎて一時出荷停止に。増産体制を整え、11月17日に出荷が再開された、大ヒット商品です。

洗面ボウルとは
洗面ボウルとは、洗顔や手洗いのために蛇口の下に設置された洗面器のことです。
リフォームのリノコより)

我が家では、洗面台のハンドソープの横に置いています。スリムでコンパクトな円柱形(直径43㎜、高さ145㎜)なので置き場所のスペースもとりません。洗面器の汚れが気になったときに、とても手軽に使えるので、掃除するぞという気合を入れる感覚はなく、ついで感覚できれいにできます。

この商品は、「暮らしの変化に合わせて手軽で快適な新しい掃除スタイルを提案する」という「クイックル」ブランドの方針のもと生まれました。

花王社は発売前に生活者調査を繰り返し行い、以下のポイントを明らかにしています

  • 衛生意識の高まりにより、手洗いやうがいの頻度が増えている
  • 掃除場所の中でも「洗面ボウル」は満足度が低い
  • 不満が多い。「どう掃除すればいいかわからない」「準備が面倒」「すぐ汚れが目立つ」「手が濡れる・汚れる」など
  • 使用される洗剤や道具がバラバラで、最適な方法が定着していない

こうした“生活者のリアル”を丁寧に拾い上げた結果、「洗面ボウル専用クリーナー」という新しいカテゴリを開発するに至りました。

興味深いのは、花王社が行った生活者調査が「500人超」「127人」「390人」という比較的コンパクトな規模だったことです。
大規模調査を何度も行ったわけではなく、“調査の目的”と“設計”をしっかり行うことで、必要十分な人数に絞り込んでいる点が印象的です。

新商品企画では、勘や経験だけで進めると不安が残ります。
一方で、適切に設計された調査によってユーザーの困りごとを明確にできれば、時間やコストをかけてでも得られる価値は大きく、企画に確信を持てるようになります。

ヒット商品5 大人向けIoT文具『大人のやる気ペン』

先行販売(※)で1万円近い文具が、「わずか48時間で1000個予約」を達成し、多数のメディアにも取り上げられたコクヨ株式会社のIoT文具『大人のやる気ペン』(2025年5月12日一般発売)。

一般発売前に実施した応援購入サービス「マクアケ」 (※)では、目標達成率6900%という圧倒的な反響を得ました。

(※)先行発売:アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で(2025年1月29日~3月15日)先行発売。

発売前に応援購入サイトを利用した理由は、「前例のない商品をいきなり発売しても伝わらないので、開発者から、ものづくりの経緯や思いを直接、利用者へ伝えたい」と考えたためです。

この商品『大人のやる気ペン』には前身があります。

小学生(低~中学年)を対象にした、書く習慣づくりをサポートするIoT文具『しゅくだいやる気ペン』(2019年発売)です。デバイス設計からアプリ設計・デザインは株式会社ワントゥーテンドライブが担当しました。

子ども向け『しゅくだいやる気ペン』発売後、SNS上では

  • 「大人向けも欲しい!」
  • 「資格試験のために使っている」
  • 「勉強の習慣がつきました」

といった声が寄せられました。
さらに大人のユーザーに悩みを聞くと、

  • 「最初の10分が乗り越えられない」
  • 「毎日続けられない」
  • 「この資格を取らなければ、仕事ができなくなる」
  • 「孤独感がある」

といった“気持ちの壁”が大きいことも判明します。
これらのリアルな声が、コクヨ社を『大人のやる気ペン』開発へと突き動かしました。

IoT商品はユーザーとつながり続けることができ、メーカーが直にユーザーの声を聴くことも可能になります。通信を持たないこれまでの文具は、お客様が購入した後は、開発者の方が使用頻度などを知る術はありませんが、IoT文具ならユーザーの使用頻度や使用している時間をデータで見ることができます。
IoT商品を通じて蓄積された膨大なデータをもとに、ユーザーの行動を分析することで、分析結果をもとにアプリのリニューアルを行うなどデータドリブン※な展開が可能になります。

データドリブンとは
データドリブン(Data Driven)は、経験や勘だけに頼らず、データに基づいて科学的に意思決定やアクションを行うことです。

まとめ ヒット商品から得られる学び

これら5つのヒット商品の事例から、ヒットは偶然ではなく、共通する成功法則が見つかります。

よく調べる

よく考える

よく検証する

1.よく調べる

『クイックル 洗面ボウルクリーナー』は、未充足の掃除場所と生活者の“小さな声”を丁寧に拾った結果生まれたヒット商品です。
『大人のやる気ペン』も「ユーザーのリアルな声」を商品化させました。
「蒸篭(せいろ)」と「濃縮タイプ飲料」も潜在欲求をすくい上げて商品化されました。
企画者の思い込みではなく、ユーザーの本音を「とことん調べて」真にニーズがあることの確信を得ることによって企画開発を前進させることができます。

2.よく考える

『ポケポケ』は『カプセルモンスター』という強い原点があり、時代が変わっても“交換”や“収集”という本質がブレていません。
『おうちドリンクバー ペプシコーラ』はブランドの一貫性を守っています。
商品企画では「なぜこの商品が存在するのか」を深く掘り考えるほど、強いコンセプトになります。

3.よく検証する

コクヨ社は『大人のやる気ペン』を一般発売の前に、「マクアケ」で先行発売し「価値の伝わり方」を実験しました。
花王社の『クイックル 洗面ボウルクリーナー』も小規模調査を複数回実施し、ニーズの確証を得ました。
売れるかどうかを検証するプロセス、つまり、いきなり大勝負せず、“小さな成功”を積み上げて確度を上げます。

商品企画開発の成功法則3ポイント

1.よく調べ

2.よく考え

3.よく検証する

この3ポイントが組み込まれた、システマティックな商品企画法があります。

それは、Neo P7(ネオ ピーナナ|新・商品企画七つ道具)です。

Neo P7法は、企画者の思い込みではなく、ユーザーの本音をとことん調べて、「なぜこの商品が存在するのか」を深く考え、企画商品の売れる度合いを予測する顧客起点の商品企画を実現するメソッドです。

JMLAでは「Neo P7」を活用して、感動商品の創出をお手伝いします。
事例の一つに、検証を行うためには、よく調べる、よく考えるという前段をしっかりおこなっておく必要がありますが、初めて経験する場合は不安がつきものです。私たちJMLAでは、伴走しながら不安を払拭し、感動商品の企画をサポートいたします。

お気軽にお問い合わせください。

また、学びの資格講座も展開しています。自身のスキルアップを目指される方は、商品企画Neo P7の実用講座をご覧になってみてはいかがでしょうか。

商品企画Neo P7の実用講座

「JMLA商品企画士プロフェッショナル」は、感動商品の企画を系統的に実現するNeo P7(ネオ ピーナナ)(新・商品企画七つ道具)のスキルを身につける資格講座です。

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「JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性」は、売上を伸ばすためのお客様の声を見つけるスキルを習得する資格講座です。

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基礎マーケティングの実用資格講座

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女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。