SDGsと商品開発~バックパック、コオロギせんべい、SodaStream、着物~

2021年04月25日堀内香枝

本日は、「身の回りの生活品」と「地球環境や世界の社会課題に貢献」を結び付けた商品に着目してみたいと思います。

 

GOLLA(ゴッラ)のバックパック(リュック)

1つ目の商品は、GOLLAのリュック。

とても軽くて丈夫で、中が機能的に仕切られていて、ノートパソコンやA4資料がラクラク納まります。デザインもCool!で、飽きのこない優れた逸品。

我が家にも1つあります。埼玉県飯能市の宮沢湖を囲むレジャー施設「ムーミンバレーパーク」と北欧の生活をテーマにしたショッピングモール「メッツァビレッジ」へ行ったときに購入したものです。(この施設は、飯能市とフィンランドの友好関係を形にした施設の一つ。)

環境に配慮し、サステナブルなリサイクルポリエステル素材を使用してつくられています。バックパック1つあたり、20個のペットボトルを再利用しているそうです。

Designed in Finland
Material: RECYCLED POLYESTER
RECYCLED ~Help us save the ocean from pet bottles~

画像:GOLLA (ゴッラ ジャパン)facebookより

 

無印良品のコオロギせんべい

2つ目の商品は、人類の食糧危機救う昆虫食といったタイトルで、先日ニュースに取り上げられていた、無印良品のコオロギせんべい。

成長するのに必要な餌の量が少なく、環境負荷が少ない人間の栄養源として注目されています。

世界の人口増に伴うたんぱく源不足という世界の食料問題に貢献する大義と共に、ぜひとも美味しく楽しくいただきたいものです。

昆虫食といっても、なんでもいいわけではなさそうで、飼料要求率(生体1kgを増やすために餌が何kg必要か)、エネルギー交換率(生体1kcal分の体組織をつくるために何kcalの餌が必要か)、1㎡あたり何㎏の肉ができるか、可食部率(食べられる部分がどのくらいあるか)、輸入、廃棄物量・廃棄コスト・・・・・・昆虫食の商品開発は、いろいろと考えることが多そうです。

画像:無印良品ホームページより

 

SodaStream(ソーダストリーム)

3つ目の商品は、プラスチックごみの削減に貢献する商品、SodaStream。

炭酸を毎日飲む人は、ペットボトル入りの炭酸が100円以下で販売されているので、その程度ならと毎日買っている人も多いと思います。現にスーパーには大量のペットボトル入りの炭酸が販売されています。とても美味しい。

デメリットがあり、ペットボトル入りの炭酸水を何本かまとめて買うと(荷物が)重い。毎日ペットボトルのゴミが出る。

これらのデメリットを感じなくさせるものが、SodaStream。
毎日ゴミとして捨てていたペットボトルがなくなり、重い買い物(荷物)からも解放されます。

SodaStreamは、ダイニングのインテリアにもなるデザイン性の高い商品で、環境問題に貢献するということだけでなく、自身が所有するという点からも満足度は高く、SDGsと結びつく優れた商品開発例として挙げることができると思います。

画像:SodaStream Jpanのfacebookより

 

着物(KIMONO)

4つ目の商品は、「着物」。

資源循環社会やサステナブル社会(持続可能な社会)に貢献するために、昔の「着物」をどのように扱うか、さまざまな団体が模索しながら活動をしています。

まだ使える着物をリユース、アップサイクル(着物の生地で別のものを創る)など活用の幅を増やす方法が試されています。

私は現在、着付けの勉強中で、教えてくださっている知人の先生から、リユースの着物を見立てて買っていただきました。自分では絶対に選ばない色と柄でしたが、いざ着てみるととてもしっくりと似合っており、新鮮な気持ちになりました。昔、誰かが着ていた着物が捨てられていたら、その素晴らしさに二度と出会うことはなかったでしょう。新しい物語が生まれる体験は、何物にも代えがたい喜びだと感じました。

画像:mikan bagsのインスタグラムより

本日は、SDGsと商品開発というテーマでした。

これから商品開発をするみなさまは、地球環境を考えずに商品開発を進めることはできませんし、社会が持続できない状態に陥る商品開発もできません。

ではどういう発想が必要になるでしょう。

現在、商品開発に課題をお持ちの方は、こちらを是非ご覧ください。

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。