たくさんのアイデアから売れるコンセプトを客観的に選択する

2020年06月03日堀内香枝

Neo P7の4つ目のアンケート調査をご紹介したいと思います。

Neo P7のステップ4から左脳的な作業が始まります

ステップ4は、「アンケート調査」です。

 

上図の左から順に、

<発想>感動仮説を創出します

① 仮説発掘法 ・・・ 潜在ニーズの発見
② アイデア発想法 ・・・ 大量の商品アイデアを発想

<客観的評価>顧客調査による仮説評価を行います

③ インタビュー調査 ・・・ 優れた商品仮説(複数)を選択
④ アンケート調査 ・・・ 選択した商品仮説(複数)を定量評価
⑤ ポジショニング分析 ・・・ 売れる商品仮説を確認

<最適化>最適コンセプトを決定します

⑥ コンジョイント分析 ・・・ 最適コンセプト(商品仕様の最適な組み合わせ)を客観的に決定

<リンク>技術へ橋渡しします

⑦ 品質表 ・・・ 開発設計へのスムースなリンク

選択した商品仮説(複数)を客観的に評価

Neo P7のステップ1~3は、商品アイデアを大量に創出するという主観を中心とする、右脳的な作業中心でした。そこから一転、ステップ4以降は客観的な左脳的作業に移ります。

誰かが「あったらいいな」と思っているアイデアはどんなにたくさんあっても主観的なものにすぎないため、それら複数のアイデアのどれをどの程度、世の中の人が喜んでくれる可能性があるか、ということを客観的に(定量)評価します。

あなたの会社が販売したい想定ターゲット層が、「(こんな商品が)あったらいいな」と反応してくれることが事前に判れば、安心して開発・販売できますね。

選アンケート調査とは

お客様の情報を収集する情報源を大きく分類すると、一次データと二次データがあります。

そのうち、二次データは、他の目的のために事前に(誰かが)調査し、収集された既存のデータのことです。

一次データは、ある個別の目的のために調査し、収集されるオリジナルのデータのことです。

今回は、自身が開発を担当する新商品のために、ターゲット層のニーズを収集したいので、一次データを収集します。

一次データの調査方法には、観察法や質問法、実験法などが分類されます。

その中の質問法が「アンケート調査」です。

設計した設問、設計した選択肢に対して、多くの回答者が回答してくれることで数量的な分析を容易に行える利点があります。

客観的評価を得るメリットとアンケート調査のポイントについて、次回ご説明したいと思います。

 

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新商品ができるまで~商品企画Neo P7をのぞいてみる~

アイデア発想法とは【新商品企画・新事業企画】
焦点発想法をやってみる【新商品企画・新事業企画】
常識を否定する発想法【新商品企画・新事業企画】
グループで回覧板のように書き出す発想法【新商品企画・新事業企画】
たくさんのアイデアから売れるコンセプトを客観的に選択する
客観的な評価を得るメリット
Neo P7「アンケート調査」のポイント1
Neo P7「アンケート調査」のポイント3
Neo P7「アンケート調査」のポイント2
商品企画メソッドNeoP7「ポジショニング分析」の役割
一般的なポジショニング分析との違い【意思決定に役立つ】
開発する商品力を最大化する商品コンセプトの意思決定
コンセプトテストの科学的手法
属性と水準を効率的に組み合わせたカードをつくる
新商品ペットボトル入り紅茶のコンジョイント分析例

 

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。