★感性マーケティングブログ★ 誰でもできる『感性マーケティング』!第10回

2018年08月13日堀内香枝

感性マーケティングって何?

コンビニエンスストアを例に、感性マーケティングの特長をお伝えしたいと思います。

では、買い物をする理由を質問して回答してもらったと仮定して、説明をします。
コンビニエンスストアで買い物をする理由の回答は、大きく2つに分けられます。

・機能価値・・・コンビニエンスストアが提供している直接的な価値
・感性価値・・・コンビニエンスストアを消費者が利用して得られる心理的な価値

機能価値

まず、機能価値についてどのような回答があったか見てみましょう。

「あなたは、どのような理由でコンビニエンスストアを利用していますか?」
という質問の回答から、機能価値(コンビニエンスストアが提供している直接的な価値)だけを下記に列挙します。

・お弁当を買うため
・おにぎり、パンを買うため
・お惣菜を買うため
・飲み物を買うため
・宅配便を買うため
・公共料金の支払うため
・ATMを利用するため
・チケット予約をするため
など

感性価値

次に、「あなたは、どのような理由でコンビニエンスストアを利用していますか?」
という質問の回答から、感性価値(消費者が利用して得られる心理的な価値)だけを下記に列挙します。

・早朝番組を担当しているアナウンサーにとっては、「選択肢があるモーニング(朝食)」。

・キャリアウーマンにとって、新商品の発売サイクルが短いコンビニエンスストアは、「毎日違ったランチメニューを発見できる」。

・女子高生にとっては、「友達とおしゃべりしてつながれる」。

・日中に銀行や行政機関に行けない人にとっては、「時間帯によって利用制限のある支払いを、時間を気にしないで支払いに行ける窓口」。

など

コンビニエンスストアってどんなところ?

このように、コンビニエンスを利用している人の買い物理由を、機能と感性に分けると、だいぶ印象が違って見えますよね。

感性マーケティングは、「感性価値」に着目をするマーケティングです。
だからといって、機能価値を無視するのではありません。
機能価値は、何を買ったかという実際に行動を起こした情報と捉え、その背景にある人の気持ちや考え方と行動のつながり(因果関係や構造)を探っていくために、感性価値を大切にしています。

 

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。