会社・事業部のキードライバーは?(1)

2020年07月22日堀内香枝

会社や事業部の中で、何から優先して取り組めば目標を達成できるのだろうか、もっとよくなるだろうか、あるいは、手を尽くしてきたのでもうやることはない、ブレークスルーの(壁を打ち破る)ためには何から手を打てばよいか、優先順位を決めかねることがあります。

そのような時期に有効な分析手法が、キードライバー分析です。

そのキードライバー分析について、シリーズで書きたいと思います。

キードライバーとは

キードライバーとは、総合評価を向上させることに影響力の強い変数(個別評価要因)のことです。

また、キードライバー分析とは、評価を向上させるキードライバーは何か?どの程度影響するのか?を明らかにすることです。
言い換えると、最も重要な改善要因を明らかにすることでもあります。

総合評価を向上させるとは

総合評価を向上させるとは、会社や事業部が設定する「目標」「総合的な指標」「上位の評価項目」の評価値が向上することです。総合評価を向上させる≒「目的」を達成すること。

キードライバー分析を行うために準備すること

キードライバー分析を行うためには、 「目標」「総合的な指標」「上位の評価項目」 といった「構成概念」とそれに影響を与える
「個別評価要因」を準備する必要があります。

「構成概念」と「要因」の例

例えば、「人にやさしい」という構成概念は、「温かみ」や「問い合わせ内容の理解力」、「対応の素早さ」などの個別評価要因を
設けることによって「人にやさしい」か否か、その程度を評価し、それを良くするための働きかけが可能になります。

「勝率」という構成概念は、「防御率」や「打率」、「本塁打」などの個別評価要因を設けることによって、「勝率」を予測でき、
「勝率」を高めるための対策が可能になります。

「天気」という構成概念は、「気温」や「湿度」などの要因を計測することで把握されます。

このように、キードライバー分析を行うために、「目標とする総合指標」(複数あっても構わない)と総合指標を構成する「個別評価要因」(複数)を事前に設定します。

本日は言葉の説明が主になりましたが、次回から 「目標とする総合指標」と「個別評価要因」についてお話しします。
お楽しみに。

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キードライバー分析シリーズ
会社・事業部のキードライバーは?(1)
キードライバー分析(2)測定する尺度
キードライバー分析(3)比較対象を準備する
キードライバー分析(4)評価項目をイメージできない方の参考に
顧客評価を高めるためのキードライバー分析(5)

 

 

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。