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社会人のための課題解決講座
社会人のための課題解決講座
「6日間」と「2日間」の違いと活用ポイントーJMLA商品企画士プロフェッショナル資格講座
感動商品を生むためのシステマティックな商品企画法Neo P7を学ぶ資格講座「JMLA商品企画士プロフェッショナル」講座について、2025年8月から新しく「6日間コース」が始まりました!
これまでの6ヶ月コース(全12回)を、内容を変えずに期間を短く回数を少なくしました。タイトなスケジュールになりますが、その分、非常に濃い体験をしていただけます。
2日間コースはこれまで通りです。
そこで、「6日間コース」と「2日間コース」の違いについてお伝えしたいと思います。
システマティックな商品企画法Neo P7 とは
まず、感動商品を生むためのシステマティックな商品企画法Neo P7 (新・商品企画七つ道具、読み:ネオピーナナ)とは、神田 範明(成城大学名誉教授、日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)会長)らが開発した、商品企画を科学的に行うための手法です。

「Neo P7」の前に「P7」が開発されています。商品改良にとどまらず、新しい分野の商品企画や新規事業のための新商品企画を行うために進化した手法が「NeoP7」です。
「Neo P7」の最大の特長は次の3点です
1.顧客起点の商品企画を実現する系統的な体系
2.多くの企業様で実践され、経験と研究成果を生かして、改良を繰り返し完成したシステマティックな体系
3.定性的(感覚的、言語的)手法と定量的(論理的、数値的)手法の両面を融合したバランスある手法
神田会長は、不定形な商品企画の方法論を世界で初めて体系化・システム化したパイオニアです。
多数の大手上場企業と産学共同で商品企画を行ってきた実績があります。
「6日間コース」と「2日間コース」の魅力・活用ポイント<比較>
それでは、「JMLA商品企画士プロフェッショナル」資格講座の2コースの違いについて、比較しながら魅力ポイントをお伝えいたします。
それぞれ4つずつポイントを挙げますので、活用ポイントとしてご検討いただければと思います。
6日間・しっかり習得コースの魅力ポイント
2日間・短期習得コースの魅力ポイント
感動商品を生むための「Neo P7」システムを正確に深く理解するためのカリキュラム構成で、全6回じっくり取り組み、スキルを習得します。
講座と講座の間に取り組む実践課題があり、大変充実した体験ができます。
1. 開発者・神田教授の直接指導
感動商品を生むための「Neo P7」システムの開発者から直接、指導を受けることができます。
2. 実践さながらの商品企画演習
演習用データはご提供データを使用しますが、企画テーマは受講生自身で決めることができます。6回目には、企画テーマのコンセプトを数量的な顧客ニーズの裏付けに基づいて決定することができるようになります。
3. 顧客起点の企画力がより高まる
「Neo P7」に沿って進めると、顧客の声を取り入れたアイデア発掘や量的な検証分析の手順が、企画を成功させる近道であることを実感いただけます。
4. 統計解析手法は普段の業務にも役立つ
「Neo P7」後半の手法は、統計の基礎と多変量解析手法が含まれます。丁寧な解説と詳しい操作手順書があるので、商品企画での使用に加えて、数量データをグラフ化する業務にも活用できます。
忙しく時間が無い中でも、感動商品を生むための『Neo P7』システムの習得を目指す方のためのカリキュラム構成で、2日間の集中講座です。
「Neo P7」すべての手法の要点を的確に学ぶことができます。
1. システマティックな体系
感動商品を生むための「Neo P7」システムは、多くの企業で実践され、経験と研究成果を生かして改良を繰り返し完成したシステマティックな体系です。この体系を2日間で学ぶことができます。
2. 短期習得型
短期間で、体系的な知識・スキル習得が必要な方に、最適です。
受講後すぐに活用いただけます。
3. 経験豊富な講師
「講師は、石川朋雄氏(JMLA専任講師)で、「Neo P7」開発者である神田範明教授の愛弟子です。神田教授と共に産学協同研究に数多く携わった経験を持ち、多様な事例を学ぶことができます。
4. 個人レポートによる企画
試験は、商品企画のレポート作成で、個人個人、自分のペースでレポート作成に取り組むことができます。
「6日間コース」は取り組み時間が長いことから、企画の各ステップで用いる手法を深く理解でき、実践に近い演習を毎回課題として取り組むことができます。最後の試験はプレゼンテーションです。
一つ一つの手法に関して深い知見を得ることができるので、商品企画に直接関係ないお仕事にも活かせるとご好評をいただいています。
「2日間コース」は受講時間を圧縮して学べるので、早く習得しないと間に合わないという方や、後半の検証プロセスで使用する解析手法に聴き馴染みがあるという方に向いています。最後の試験はレポートです。
2コースそれぞれの魅力ポイントを比較頂きながら、どちらが活用しやすいか、ご自分に合うコースをお選びいただけます。
実施方法について「6日間コース」「2日間コース」
「JMLA商品企画士プロフェッショナル」講座の「6日間コース」も「2日間コース」も、オンライン(ZOOM)での実施です。
お申込み➡受付メール➡ご入金➡テキストお渡し(※)➡ご受講、という流れです。
テキストのお渡し方法は、
・紙媒体のテキストはご郵送いたします。
・また、演習教材はダウンロードいただく方法でお渡し致します。
受講生の職種
「Neo P7」は、開発部門と企画部門と営業部門をつなぐ役割も果たしています。
実際に「Neo P7」の導入に携わり事業を成功に導いた、元花王開発マネージャー・前田和之氏が、意欲のある方ならどなたでも取り組むことができる!と推薦しています!

元花王開発マネージャー
前田 和之 氏
現状の職種や部門、理系 文系、管理職 新人 問わず、商品・サービスの改良や新規開発の意欲が高い方なら、自分で取組むことができる!
感動商品を生むために Neo P7を学ぶ資格講座「JMLA商品企画士プロフェッショナル」
ご受講方法について
1.JMLA主催講座をご受講いただく方法
2.企業研修としてご活用いただき、講師が企業様へ訪問して講座を開催する方法
がございます。
1.JMLA主催講座をご受講いただく方法
については、スケジュールの決め方がそれぞれ下記の通り異なります。
6日間・しっかり習得コース
2日間・短期習得コース
- 「6日間コース」のスケジュールは、受講生のご希望日と講師のスケジュールを調整し日程を決めさせていただきます。
- 全6回の期間は、おおよそ3か月間が目安です。
- 1か月間に2回、2週間に1回の目安です。
- 「2日間コース」は、スケジュールを公開しておりますので、日程をご調整の上ご参加ください。
2.企業研修としてご活用いただき、講師が企業様へ訪問して講座を開催する方法
については、
下記よりお気軽にお問い合わせください。
参考記事:【商品企画システム化への道シリーズ】
(1)昔は「商品企画」≒「企画書」だった?
(2)ついにP7公表へ
(3)初めての産学協同研究
(4)P7で次々にヒット商品が誕生!「リコー・複写機」「パイオニア・ミニコンポステレオ」
(5)P7でヒット商品が誕生!「日産自動車・X-TRAIL」
(6)P7-2000とPLANPARTNERの発表
(7)2つの研究会でP7活用の拡大
(8)Neo P7とP7かんたんプランナーの発表
(9)P7事例集と新版・簡単プランナーの制作
日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)について
日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)では、①学びと②実務の両面で、「マーケティングの推進」と「商品企画の実現」をサポートしております。
特長は、VoC(Voice of Customer)、顧客起点であることです。
①学び
消費者ニーズに応じたマーケティングと商品企画ならJMLAマーケティング資格講座
感性マーケティング/マーケティング戦略の基礎/商品企画のための実用資格講座です。
感性マーケティングの実用資格講座『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』
基礎マーケティングの実用資格講座『JMLAベーシックパスポート』
「商品企画NeoP7システム」の実用資格講座『JMLA商品企画士プロフェッショナル』
基礎マーケティングの実用資格講座
「JMLAベーシックパスポート」は、マーケティング戦略の基礎理論を使いこなせるようになる資格講座です。
感性マーケティングの実用資格講座
「JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性」は、売上を伸ばすためのお客様の声を見つけるスキルを習得する資格講座です。
商品企画Neo P7の実用講座
「JMLA商品企画士プロフェッショナル」は、感動商品の企画を系統的に実現するNeo P7(ネオ ピーナナ)(新・商品企画七つ道具)のスキルを身につける資格講座です。
②実務支援
事業・マーケティング推進や商品企画の実務ご支援に関して、
- 顧客起点のリサーチに取り組みたい
- 生活者・消費者向けの商品企画に初めて取り組む
- 商品企画Neo P7/P7に沿ったアンケートに取り組みたい
- 再現性ある企画開発を推進したい
に関するご相談は、JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)にお任せください。
累計利用者数87万人以上のビジネス専門Webセミナー「 Deliveru 」、当協会の2講座について10月~来年1月までのスケジュールが決まりました!
ビジネス専門Webセミナー「Deliveru(デリバル)」は、Webセミナーのプラットフォームです。当協会は、マーケティング戦略の実践基礎と商品企画の2講座をご提供しています。
JMLAがご提供する2講座のスケジュール案内と、「Deliveru」の紹介をさせていただきます。

Deliveru JMLA講座1 戦略的マーケティングの実践【基礎】
JMLAがDeliveru内でご提供するマーケティング講座が「戦略的マーケティングの実践【基礎】」です。
オンデマンド(動画視聴)研修形式のセミナーです。
(下画像)DeliveruビジネスWebセミナーガイドブック(2025年10月~2026年1月)P30引用

セミナー概要 「戦略的マーケティングの実践【基礎】」●Livefeel形式●
- セミナー形式:Livefeel
- 放映日時:
10月2日(木)・11月5日(水)・12月3日(水)・1月9日(金)
各日13:00~17:00 - カリキュラム:
■ 戦略的マーケティングの基礎知識
■ 市場調査・分析
■ 感性情報からみえること
■ 事業領域と戦略コンセプト
■ マーケティング戦略策定
■ ブランド - 講師:堀内 香枝(日本マーケティング・リテラシー協会 理事)
- 受講料:¥19,800
セミナー概要 「戦略的マーケティングの実践【基礎】」●アーカイブ形式●
- セミナー形式:アーカイブ
- 視聴日時:開始から30日間いつでも何回でもご都合の良い時間帯にご視聴可能です。
- カリキュラム:Livefeel同様のカリキュラムです。
- 講師:堀内 香枝(日本マーケティング・リテラシー協会 理事)
- 受講料:¥29,700
「戦略的マーケティングの実践【基礎】」
👇プレビュー動画(2分50秒)
Deliveru内アーカイブ講座はこちらからご覧になれます。
ご受講の際は、事前にDeliveru会員登録を行ってください。
遷移したページの右上「会員登録」より登録いただけます。
Deliveru JMLA講座2 失敗しない商品企画とは?
JMLAがDeliveru内でご提供する”経営・事業戦略”分野の中の商品開発講座が「失敗しない商品企画とは?」です。
こちらもオンデマンド(動画視聴)研修形式のセミナーです。
セミナー概要 「失敗しない商品企画とは?」●Livefeel形式●
- セミナー形式:Livefeel
- 放映日時:
10月21日(火)・11月25日(火)・12月23日(火)・1月20日(火)
各日13:00~17:00 - カリキュラム:
■ 大量の創意が溢れ出る:仮説発掘法、アイデア発想法
■ 独自手法とグラフで検証する:インタビュー調査、アンケート調査
■ 確実に売れる方向を決定する:ポジショニング分析
■ 最高のコンセプトを決定する:コンジョイント分析、品質表とQ&A - 講師:神田 範明(日本マーケティング・リテラシー協会会長、成城大学名誉教授)
- 受講料:¥27,500
セミナー概要 「失敗しない商品企画とは?」●アーカイブ形式●
- セミナー形式:アーカイブ
- 視聴日時:開始から30日間いつでも何回でもご都合の良い時間帯にご視聴可能です。
- カリキュラム:Livefeel同様のカリキュラムです。
- 講師:神田 範明(日本マーケティング・リテラシー協会会長、成城大学名誉教授)
- 受講料:¥44,000
「失敗しない商品企画とは?」
👇プレビュー動画(2分24秒)
Deliveru内アーカイブ講座はこちらからご覧になれます。
ご受講の際は、事前にDeliveru会員登録を行ってください。
遷移したページの右上「会員登録」より登録いただけます。
ビジネス専門Webセミナー「Deliveru(デリバル)」について
「Deliveru」は、公開セミナーや企業研修事業を専門とする一流の主催会社と実務専門家である講師が集結した、ビジネス専門のWebセミナーのプラットフォームです。

「Deliveru」の累計利用者数は87万人以上、多くのビジネスパーソンに支持されています。
累計の総セミナー数は、約30,000件以上と大変多く展開しています。実務専門家の講師が提供する品質と鮮度が高いWebセミナーという定評があるビジネス専門のWebセミナーのプラットフォームです。

研修セミナーの対象分野(職種)は10以上ととても幅広く、職種に合わせて、目標とするスキルアップを目指して研修に活用いただけます。「経営・事業戦略」、「リスクマネジメント」、「採用・人事労務」、「会計(経理)・財務・税務」、「法務」、「営業・マーケティング・広報」、「品質管理・マネジメントシステム」、「ビジネススキル・資格」、「コミュニケーションスキル」、「業種別」。
本項の画像はDeliveruガイドブックより引用させていただいております。
営業・マーケティング・広報に役立つセミナー Deliveruガイドブックより
次に、Deliveruのガイドブック(番組表)に掲載されているセミナー(タイトル)を紹介致します。多数あるため、当協会、日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)の2講座が掲載されている分野と同じ分野に掲載されているセミナー(タイトル)を、ガイドブックから引用させていただきます。
ご覧になられて興味のあるセミナーがございましたら、「Deliveru」へアクセスしてみてはいかがでしょうか。
「営業・マーケティング・広報」に関するセミナータイトルを下記に掲載致します。

① マーケティング力をより高めるセミナー
- 戦略的マーケティングの実践【基礎】(日本マーケティング・リテラシー協会の講座)
- ChatGPTを活用して「売上を拡大したい人の為」のマーケティング活用術
- 近大マグロ仕掛人のリアルブランディング講座
- デジタルマーケティング人材育成講座【初学者~マーケティング担当者向け】
- 「強いブランドを作る」とは?
- マーケティングPR<新企画編>
- 利益思考力強化講座 競争戦略編
- ニュース配信サイトの最大活用法
② 営業スキルをより高めるセミナー
- 売れる営業力養成!営業スキルアップ講座(全巻パック)
- トップセールスの共通点に学ぶ「セールスプロセス研修」
- 成約率を一気に向上させる「営業プロセスのピンポイント講座」
- 仮説提案型営業実践プログラム「5つの基本編」
- 心理学と行動経済学から学ぶ営業スキル
- オンラインを使ったインサイドセールス講座
- ロープレトレーナー(ロープレエンターテナー🄬)養成講座
- 法人営業力を高めるための基本姿勢とはー「ソリューション営業」実践の心構え
- お客さまに選ばれ続けるための大切なこと(売り込まず売れ続ける技術)
- 育成責任者のための新人営業マンを3か月で戦力化する方法
- IT営業における高い品質の営業スキルを身に付ける講座QSS
- 営業力養成講座「営業スキルアップ編」
- セールス・サイクル理論と心理分析で学ぶ営業力強化研修
- はじめての生成AI~Geminiで学ぶ基本とプロンプト術
③ コミュニケション力をより高めるセミナー
- 既存客掘り起こしの妙技~既存客の売上を2倍にする手法
- 顧客との究極のコミュニケーション術~検討しますを出さない技
- 営業強化!ソーシャルスタイル理論活用術【入門編・承認編・質問編】
④ ヒアリング力をより高めるセミナー
- リーダー:営業パーソンのための「対話力・聴く力」向上 動画講座
- クライエントの悩みを引き出すカウンセリングテクニック
- 聴くことでうまくいくヒアリング型営業講座
- 相手のニーズを引き出すヒアリング術
⑤ プレゼン力をより高めるセミナー
- 競合他社との差別化を図る!課題解決型提案書の作り方
- プレゼンレベルアップ講座【初級】
- 伝わるプレゼンのポイント~技術者・研究者編~
- 成功するプレゼン術~プレゼンが格段に上手くなる講座
- 人を動かす表現力~プレゼンテーションの成果を高める3つの技術~
- AIを活用したプレゼン資料自動生成術
⑥ クロージング力をより高めるセミナー
- 仮説提案型営業実践プログラム「貢献提案・決着編」
- 即決クロージング技法~クロージング8つの技法紹介講座
⑦ 目標達成力をより高めるセミナー
- 目標達成を当たり前にする営業マネジメントの「仕組み」
- 仮説提案型営業実践プログラム「目標計画&商談準備編」
- 目標必達の哲学~売上目標を確実にクリアーする考え方講座
⑧ 広報力をより高めるセミナー
- 広報実務マスター講座 危機管理広報<基本編>
- 危機管理広報の基本
- 新任広報育成/速習コース(PRエキスパート初級)
- 広報実務マスター講座 Web広報<基本実務編>
- 一生役立つ!インナー広報基礎講座
- 広報実務マスター講座 社内広報<基本実務編>
- 広報実務マスター講座 BtoB企業<広報戦略的展開法>
- 広報実務マスター講座 ひとり広報<広報展開法>
- 広告・広報活動のための写真撮影できる人材育成研修~カメラ・Photoshop基本編~
商品開発に役立つセミナー Deliveruガイドブックより
「商品開発」に関するセミナータイトルを下記に掲載致します。

商品開発力をより高めるセミナー
- 失敗しない商品企画とは?(日本マーケティング・リテラシー協会のNeo P7講座)
- 新技術なしで、画期的新商品を開発できる発想法
- 顧客価値を中核とする商品コンセプト作成モデル
- AI革命2時間で学ぶ生産性爆上げ戦略
- 製品/サービスについて内省する~プロダクトリフレクション研修
- 利益思考力強化講座 商品開発編
- 真のSDGs経営を知る
受講者さま向け機能 Deliveruガイドブックより

受講者さま向け機能やサービスは上図のように、
- より短時間で受講することができる倍速視聴機能や、
- 講義資料のダウンロード機能、
- 講師への個別相談サービスなど、
ニーズに合わせてお使いいただける機能が充実しています。
Deliveruガイドブックは会員登録無しでダウンロードいただけます
ビジネス専門のWebセミナーのプラットフォーム「Deliveru」でご視聴いただけるガイドブック(通称:番組表)は、会員登録せずにフォームに必要事項を入力いただくだけでダウンロードできますので、興味のある方は下記よりアクセスしてみてはいかがでしょうか。
下の画像をクリックしていただくと、画像と同じ「Deliveru」のトップページへリンクします。

DeliveruビジネスWebセミナーのガイドブック(表紙)

長い夏も終わり徐々に涼しくなると、勉強に身が入る季節になるでしょう。
新しい部署へ異動されるという方もいらっしゃると思います。
今よりより高いスキルを身につけることを目指している方もいらっしゃると思います。
どうぞご活用ください。
日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)では、①学びと②実務の両面で、「マーケティングの推進」と「商品企画の実現」をサポートしております。
特長は、VoC(Voice of Customer)・顧客起点であることです。
①学び
消費者ニーズに応じたマーケティングと商品企画ならJMLAマーケティング資格講座
感性マーケティング/マーケティング戦略の基礎/商品企画のための実用資格講座です。
感性マーケティングの実用資格講座『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』
基礎マーケティングの実用資格講座『JMLAベーシックパスポート』
「商品企画NeoP7システム」の実用資格講座『JMLA商品企画士プロフェッショナル』
基礎マーケティングの実用資格講座
「JMLAベーシックパスポート」は、マーケティング戦略の基礎理論を使いこなせるようになる資格講座です。
感性マーケティングの実用資格講座
「JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性」は、売上を伸ばすためのお客様の声を見つけるスキルを習得する資格講座です。
商品企画Neo P7の実用講座
「JMLA商品企画士プロフェッショナル」は、感動商品の企画を系統的に実現するNeo P7(ネオ ピーナナ)(新・商品企画七つ道具)のスキルを身につける資格講座です。
②実務支援
事業・マーケティング推進や商品企画の実務ご支援に関して、
- 顧客起点のリサーチに取り組みたい
- 生活者・消費者向けの商品企画に初めて取り組む
- 商品企画Neo P7/P7に沿ったアンケートに取り組みたい
- 再現性ある企画開発を推進したい
に関するご相談は、JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)にお任せください。
学び続ける大切さを再認識、スカーレット・デジタル株式会社について
柔軟に学び続けること ビジネスに対する真摯な姿勢
当会(日本マーケティング・リテラシー協会)は、
①商品企画開発と
②ヒトの感性を起点に
マーケティングサイエンスで「売れる」を創り出す2つのソリューションを提供していると同時に、①②を学べる資格講座を運営しています。
資格講座の講師陣が、長年の実務経験を通じて痛感したことは、①商品企画や②顧客の声を「売れる」に結びつけるための課題発見を外部へ丸投げしてしまうと、再現性を欠き社内にノウハウ(体系やメソッド等)が残らないことでした。
そこで、2012年より資格講座として、①②のスキルを学べる人材育成事業をスタートさせました。世界が刻々と変化しても、応用して使い続けることができる本質の体系をお伝えしてきました。
この考えに共感してくださった、スカーレット・デジタル株式会社の徳野制氏(代表取締役)が、長年Webマーケティングの世界に携わって結果を出してきたので「自分はもう十分わかっている」と思っていたが、今後に向けて、新しい知識を体系的に学ぶ機会を探していた、そんな時に出会えたと、JMLAにお問合せくださいました。
徳野氏は、
「長年やってきたからこそ、今さら勉強なんて…」という考えを捨てるべきだと痛感しました。マーケティングの本質は変わらない部分もありますが、方法論やツールは常に進化しています。小さな会社こそ、柔軟に学び続けることで生き残る道が開けるのではないでしょうか。
とお話くださいました。
スカーレット・デジタル株式会社について
社名: スカーレット・デジタル株式会社(Scarlet Digital Co. Ltd Official Site)
代表者: 徳野 制 代表取締役
業務内容: インターネットメディアを用いたプロモーション等
① オウンドメディア運営
弁護士分野を中心に情報提供Webサイトを運営して、SEOで集客してアフィリエイト収入も得ながら、クライアントのプロモーションに貢献しています。
② 動画編集
動画編集を請け負っています。
編集環境 Adobe Premiere Pro, Win, i7, 32GB, RTX4060
③ Amazon・楽天LP制作
商品撮影も含めて対応可能です。
<事業領域>
Web、動画、SNS…すべてのインターネットメディアを駆使し、言語の垣根を越えて世界に発信します。

公式HPへのリンク
スカーレット・デジタル株式会社
JMLAマーケティング資格講座
ブランド価値向上の活動に、マーケティングの知識とスキルは欠かせません。
マーケティング力をより高めたい方は、ぜひご覧になってみてください。
感性マーケティング/基礎マーケティング/商品企画 実用資格講座のご案内
感性マーケティングの実用資格講座『JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性』
基礎マーケティングの実用資格講座『JMLAベーシックパスポート』
「商品企画NeoP7システム」の実用資格講座『JMLA商品企画士プロフェッショナル』
基礎マーケティングの実用資格講座
「JMLAベーシックパスポート」は、マーケティング戦略の基礎理論を使いこなせるようになる資格講座です。
感性マーケティングの実用資格講座
「JMLAマーケティング解析士プロフェッショナル 感性」は、売上を伸ばすためのお客様の声を見つけるスキルを習得する資格講座です。
商品企画Neo P7の実用講座
「JMLA商品企画士プロフェッショナル」は、感動商品の企画を系統的に実現するNeo P7(ネオ ピーナナ)(新・商品企画七つ道具)のスキルを身につける資格講座です。
買い物しやすい乳幼児用品店の顧客価値創造~感性マーケティング~
乳幼児用品を扱う「西松屋」という不思議な店がある。
いつ行っても閑散としていて赤字なのではないかと思ってしまう。
店員も少ない。
今回は、乳幼児用品店をテーマに、顧客起点の感性マーケティングについてお話ししたいと思います。
顧客から見た魅力ポイント 西松屋/アカチャンホンポ/Birthday
乳幼児用品の上位チェーン企業の3ブランドにいて、実際に買い物している顧客の声を聴いてみました。
Q. 乳幼児用品の「西松屋」/「アカチャンホンポ」/「Birthday(バースデイ)」で何度もお買い物している方に質問です! 魅力ポイントを教えてください!


店内が静かで落ち着いて買い物ができる。通路が広いので子供を連れて行っても人にぶつかる心配がない
ー「西松屋」愛用者ー

通路が広く、空いているので子供と一緒でもゆっくり見れて助かる
ー「西松屋」愛用者ー

安くて子供に必要なものが揃っている。 離乳食の数もたくさんあり、他では見ないような商品があって有難いです
ー「西松屋」愛用者ー


品質が安定していて安心感があり、育児グッズから食品まで一通り揃うので便利です。
ー「アカチャンホンポ」愛用者ー

品揃え豊富 アカチャンホンポ限定商品がある
ー「アカチャンホンポ」愛用者ー


服のセンスがおしゃれなので、普段着もちょっとしたおしゃれ着も購入できる
ー「Birthday」愛用者ー

キャラ物が多くて、赤ちゃん用でなくても使える
ー「Birthday」愛用者ー
上記のようなフリーアンサー形式の自主調査(簡易調査)の結果、各ブランドに数十名の方々が回答してくださいました。
上のコメントは全コメントの中から、各ブランド2,3人ピックアップしたリアル意見です。
回答いただいた全テキストデータ(感性データ)を数量化理論Ⅲ類手法を用いて、各ブランドの特長を考察してみたいと思います。

分析の結果(上図)、特に円で囲んだ部分に、各ブランドの特長がみられると考察しました。
- 「西松屋」の魅力は、子連れの顧客が店内で買い物しやすい環境の良さ
- 「アカチャンホンポ」の魅力は、商品の品質の良さ
- 「Birthday」の魅力は、商品デザインの可愛さ
また、
- 「西松屋」と「Birthday」は「値段の安さ」も魅力
- 「西松屋」と「アカチャンホンポ」は「豊富な品揃え」も、顧客は魅力に感じている
数字で見る、西松屋/アカチャンホンポ/Birthday
次に、各ブランドについて数字を見てみます。
■「西松屋」
- 企業名:株式会社西松屋チェーン
- 社員数:695人(2025.8)
- 店舗数(国内):1145店舗(2025.2)/全都道府県
- 売上高:1,859億円(2025.2)
- 営業利益率:6.5%(2025.2)
■「アカチャンホンポ」
- 企業名:株式会社 赤ちゃん本舗
- 社員数:924人(2025.2)
- 店舗数(国内):128店舗(2025.4)
- 売上高:830億円(2025.2)
- 営業利益率:2.5%(2025.2)
■「Birthday」
- 企業名:株式会社しまむら
- 社員数:ブランド単体では無し
- 店舗数(国内):337店舗(2025.7)
- 売上高:765億(2025.2)
- 営業利益率:ブランド単体では無し
「西松屋」と「アカチャンホンポ」は数字が揃っているので、比較して見ることができます。
「西松屋」の方が売上高が圧倒的に高いことがわかります。売上高は高いのに、社員数は少ない!?
営業利益率も「西松屋」の方が高いですね。
どこにその秘密があるのでしょう?
顧客視点で考えてみたいと思います。
「西松屋」のガラガラ戦略

まず、企業「西松屋」側の視点。戦略や施策について
「西松屋」がとっている戦略の概略を、メディアで取り上げられている内容や社長インタビュー動画、公開情報を参考に記載します。
西松屋は、家賃の安い郊外に出店することを基本として、広い売り場を確保しています。そのため、店内に入るとまず目につくのが広い通路です。ベビーカーが最高3台はすれ違えるように設計されています。
また衣料品はワゴンや平台を使用せず、全てハンガー掛けを採用しています。これは顧客が見やすいだけでなく、従業員も洋服をたたみ直す作業が不要になり、作業効率を向上させています。
そして作業マニュアルを詳細に作成し、従業員は15分単位で作業行動スケジュールが組まれているため、無駄な時間を過ごすことなく仕事ができます。パートの数も2,3名で済み人件費も最低限に抑えることができます。
店長も、1店舗一人ではなく、平均3~5店舗を兼任して、店長が接客するということはなくデスクワークが主な仕事です。
このように、仕組み化やオペレーションの改革、さまざまな取り組みを行っています。
次に、顧客の視点です。顧客はどのように「西松屋」を見ているでしょう
最も大事な戦略は顧客の声に表現されていることがわかります。
第1項のユーザー調査の結果から、異口同音に「いつ行っても空いていて、通路が広く、人にぶつかる心配がなく、店員さんもグイグイ来ないから、ゆっくりと買い物ができる店」というコメントがありました。
実はこの回答にこそ、「西松屋」繁盛の秘訣が集約されていると考えます。
「西松屋」で買い物する顧客の”顧客価値”
顧客価値とは、顧客が商品やサービスに対して感じる、価格以上の価値のことです。
乳幼児用品を販売している「西松屋」を利用する顧客は、乳幼児を持つ母親がメインです。
とすると、彼女たちが望む買い物環境はどのようなものでしょうか?
- 子供がふらふら歩いていても、人にぶつからない
- ベビーカーがすれ違いやすい
- 他のお客を気にしなくていい
- 子供が寝ていても起こすことのない静かさが欲しい
- 店員がすぐに寄ってこないでゆっくり品物選びができる
一方、一般的な小売店の売り場常識はどうでしょう?
- 商品を所狭しと陳列している
- 購買喚起のため店員がすぐに話しかける
- 商業施設内の店舗では、終始大きなBGMが流れている
- 独立店舗でも店を活気づけるためにBGMが流れている
- 売り場面積当たりの買い物客が多く混雑している
「西松屋」にとっての顧客が望む店舗の姿と、小売店の売り場常識とは真逆です。
「西松屋」は、顧客(乳幼児を持つ母親)が心地よく買い物できる環境を提供し続けることによって、「顧客価値」を創造しています。
実際、「西松屋」では1店舗当たりの売上が一定基準を超えると近隣に新規店舗を出店し、「いつ行っても空いている店」という条件をキープしているそうです。
これこそが、『真の顧客視点マーケティング』と言えるでしょう。
もちろん、その他にもPB商品による原価率の低減や販管費を圧縮する施策などもされています。
顧客視点の店づくりが、高い売上高、高い営業利益率に繋がっているといえます。
真の顧客視点が利益を生み出す
お客様が買いやすい店舗を目指しますというフレーズはよく聞きますが、実際には売り場面積当たりの売上をどこまで伸ばせるかという効率化に経営の意識が向きがちです。
自社の顧客層を考えたときに、どのような店舗の在り方が喜ばれるのかという顧客視点の売り場づくりを突き詰めると、最終的には顧客に認められ、収益を伸ばすことに繋がります。
そして、収益に繋がると共に、顧客にとってかけがえのないブランドになっているでしょう。
「顧客にとってかけがえのないブランド」とは、下図の最上位の姿です。

上図のブランド構造図は、弊協会スタッフたちがこれまでのマーケティング支援経験をもとにまとめた、かけがえのないブランドを目指す4ステップです。
ブランド価値を高めるには、ただ良い商品を作るだけでは不十分です。
お客様が「このブランドが好き」「このブランドを信頼している」と感じてもらえるよう、段階的に価値を積み重ねていくことが大切です。
以下では、ブランド価値を構成する4つのレベルと、それぞれをどう高めていくかを詳しく解説します。
ブランド価値を高める ステップ1:モノ的価値(機能としてのブランド)
レベル1は、「良い製品だ」と感じてもらうための基本的な価値です。
例えば、品質が良い、使いやすい、価格が手頃。
- 品質:壊れにくい、長持ちする、安定しているなど
- 性能:目的をしっかり果たすなど
- 素材、サイズ:肌触り、伸縮性、サイズ展開など
- 価格:コストパフォーマンスが良いなど
この段階は「選ばれるための土台」です。
お客様はこの価値を基に「買っても損しないか?」を判断します。
ブランド価値を高める ステップ2: 表示的価値(好みとしてのブランド)
レベル2は、商品の「感覚的な魅力」や「印象」で好きになってもらう段階です。
例えば、デザインが好み、名前がオシャレ、見た目が良い。
- ネーミングやロゴ:覚えやすい、個性的、イメージが湧くなど
- パッケージやデザイン:SNSで共有したくなる、使うだけで気分が上がるなど
- ブランドの世界観:ナチュラル、シンプル、ラグジュアリーなど
この段階は「このブランド、なんか好き!」と思ってもらえることが狙いです。
感情に訴えかけることで、選ばれる確率が上がります。
ブランド価値を高める ステップ3: 社会的価値(社会評価としてのブランド)
レベル3では、 「他人からどう見られるか」「社会的にどう評価されているか」が軸となります。
例えば、評判が良い、安心感がある、高級に見える、あこがれる存在。
- 口コミ・レビューの評価:他人の意見が安心材料に
- 信頼できる会社が作っている、実績がある:ブランドの裏付け
- ブランドイメージ:上質、信頼感、誠実、最先端など
- メディア露出・インフルエンサーとの提携:世間に浸透し、価値が高まる
「このブランドを使っていると、信頼できる人に見える」と感じさせる段階です。
ここから“選ばれる理由”がより強固になります。
ステップ3以上は、形のない意識への働きかけが重要になります。
ブランド価値を高める ステップ4: 意味的価値(かけがえのない存在としてのブランド)
レベル4では、ブランドが「自分の一部」や「人生の一部」になります。
例えば、愛着がある、信頼している、自己表現の一部になっている。
- 愛着:何度もリピートしている/ないと困る
- 信頼:このブランドなら間違いないという確信
- 自己表現:ブランドを通じて自分らしさを表現。例:環境配慮、美意識、健康志向
- ストーリーや共感性:ブランドの背景や理念に共感している
レベル4に達すると、多少高くても選ばれ続けます。
お客様にとって「他には代えがたい存在」になるのです。
一般的に、レベル3の社会評価が上がれば、ブランド価値が高まり、売上が伸びると考えられています。
しかしそれだけでは、他のブランドが評価を高めてきたらブランドスィッチを起こされてしまいます。
社会的評価を得たところで安心するのではなく、レベル4までブランド力を高め、一人一人の顧客にとって「かけがえのないブランド」とならなければいけないと考えています。
「西松屋」が顧客の意識へ働きかけ続けているからこそ、顧客にとってかけがえのないブランドとなっているのだと思います。
世の中の動向、地域の特性、人々の心の動きを把握し、対応していくことがブランド価値を向上させます。
世の中の動向、地域の特性、人々の心の動きを把握するためには、マーケティングや感性マーケティングの知識とスキルが欠かせません。
顧客の感性を分析し「もっと売れる!」を実現する感性マーケティング
ここからは、弊会の感性マーケティングの内容に変わります。
感性マーケティングは、企業側(つくり手)の思いだけではなく、顧客側(使い手)の価値観を理解する、共に創る「共創」という考え方が欠かせません。「共創」という考え方を実践すると「付加価値」が高まります。その「付加価値」が「経済価値」を生み出します。
<感性が経済価値を生む>

一人一人違う顧客の感性を理解しながら適切に対応することにより、「もっと売れる!」を実現することが出来ます。商売繁盛をもたらすものが『感性マーケティング』です。
具体的には、「声」から深層心理を分析し、分析結果をマーケティング戦略立案や事業目標達成に有効活用します。
「声」には、顧客や消費者、社員、事業のリーザ―、経営者など様々ありますが、目的に沿って必要な「声」という感性データ(定性データ)を収集し分析します。目的に沿ってどのような「声」を収集するかという最初の設計がとても重要です。
「この商品はもっと売れるはずだ」、「この商品が売れている理由がわからない」
とお考えの方はお気軽にお問合せください。
お客様の声からもっと売れるを見つけ出します。
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参考記事:
・「感性を磨くマーケティング術 「触発される」瞬間から始まるデータ×人の共感分析」
・「感性マーケティングとは」
・顧客体験価値「顧客の本音を知る!~顧客は自分の本音を理解しているわけではない~」
・顧客体験価値「地域力の相乗効果!ー5つの顧客経験価値を充足させる地域イベントー」
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スターバックスとバーガーキングから学ぶ、ミッション経営とかけがえのないブランドになる4ステップ
「ブランド価値を高めたい」とどの企業も考えることだと思います。しかし、やり方が難しいと悩んでいらっしゃるリーダーや担当者の方が多いと思います。
今回は、そのヒントになる事例とブランドの構造、そしてブランドが目指すべき方向についてお話しします。
バーガーキングが出店戦略から得た思わぬ副産物~ファンの多い地域~
昨年から今年にかけてバーガーキングが堅調に店舗数を伸ばしているというニュースを幾度となく見ました。そこで見たのはとてもユニークな出店戦略でした。

(画像は筆者撮影)
バーガーキングのユニークな出店戦略とは、出店物件を一般消費者(ファン)に探してもらうというものです。
物件を提案してもらい、実際に出店できたら、お礼として10万円支払いますというものでした。その戦略は見事にはまり、12件ほど実際に出店できたそうです。
しかし、話はそこで終わりません。
出店物件探しに応募してくれた人というのは、謝礼が欲しいのは当然ですが、やはりバーガーキングの熱烈ファンであると考えられます。
そこで、出店のための物件応募者の住所をマッピングすることにより、ファンの多い地区、すなわち出店強化エリアを明確にすることができたというのです。
思わぬ副産物ですね。
バーガーキングが顧客とのコミュニティを創出することにより、成し遂げられたことです。
株式会社ビーケージャパンホールディングスのプレスリリースによると、今年は、昨年の2倍の20万円のようで、開催期間は、5月21日(水)11時~6月20日(金)15時までと記載されています。(公式サイト「バーガーキング® を増やそう シーズン2」より応募できます)
出店戦略とかえがえのないブランドになる戦略を上手に掛け合わせて相乗効果を出したバーガーキングの事例は、「ブランド価値をどのように高めるか」のヒントになるのではないでしょうか。
スターバックス好調のゆえん~ミッション経営の徹底~
次は、スターバックスです。
スターバックスは、北米や中国では苦戦しているようです。一方、日本では順調に売り上げを確保しています。
「リージョナル ランドマーク ストア」※1 と呼んでいる地域文化に合わせた店舗デザインや、地域文化そのものを発信する店舗展開、モバイルオーダー&ペイなどのデジタル対応強化などにより、顧客体験価値※2 を上げ、働く人ばかりでなく子連れや訪日外国人をも取り込んでいます。

(画像は筆者撮影)
日本のスターバックスが成功している一番の要因は、ミッション経営(次項)の徹底にあると考えます。
元々アメリカのスターバックスで実践されてきたミッション経営を、アメリカ本社以上に徹底して実践しているのが日本のスターバックスだと思います。
スターバックスが掲げるミッションは、
「この一杯から広がる、心かよわせる瞬間、それぞれのコミュニティとともに―人と人とのつながりを生み出す無限の可能性を信じ、育みます。」
というものです。
このミッションに基づき、コーヒー豆に関する社員教育に40時間以上かけ、それを現場で実行しているからこそ、顧客の心に響き、好調な売り上げを確保していると考えます。
スターバックスは、「コーヒー一杯から心かよわせる瞬間」をデザインし、「人と人とのつながりを生み出しコミュニティを創出する」ことをデザインし、豊かな顧客体験価値※2を作り出しています。
※2 顧客体験価値について、このページの一番下の参考記事からご参照いただけます。
※1「スターバックス リージョナル ランドマーク ストア」とは
日本の各地域の象徴となる場所に建築デザインされ、地域の文化を世界に発信する店舗の総称です。
訪れる人々がその地域の歴史や伝統工芸、文化、産業の素晴らしさを再発見し、その発見を通じて地域へ絆を感じられるよう、様々なローカルのデザインエレメントを織り込んでいます。
(定義及び下の画像はスターバックスのホームページより引用しています)
ファンがブランドの顧客体験価値について魅力的に発信してくれる例
- 春旅の目的地にしたい!スタバの「リージョナルランドマークストア」8選+おすすめ地域ストア3店(ハスつかさん)
- 2023.4 スターバックス リージョナルランドマークストア(みーさん)
- 鎌倉にあるリージョナルランドマークストア(しょうこりんさん)(食べログ内スターバックス・コーヒー 鎌倉御成町店に関するレビュー)
ミッション経営を具現化し続けることと、かえがえのないブランドになる戦略が有機的に成果につながっているスターバックスの事例は、「ブランド価値をどのように高めるか」のヒントになるのではないでしょうか。
ミッション経営とは
ミッション経営とは、企業や組織の「ミッション(使命・存在意義)」を経営の中心に据え、そのミッションに基づいて意思決定や事業運営を行う経営スタイルのことです。
単に利益を追求するのではなく、社会的な意義や存在理由を重視し、長期的・持続的な価値を創造しようとする考え方です。
ミッション経営の主な特徴
1.ミッションが経営の軸
企業が「なぜ存在するのか」「何のために事業をしているのか」という問いに答えるミッションを明確化し、それを経営判断の基準とする。
2.ステークホルダー重視
株主だけでなく、社員、顧客、地域社会、取引先など、あらゆる利害関係者の価値を考慮する。
3.長期的視点
短期的な利益よりも、ミッションに沿った長期的なビジョンや社会的価値の実現を優先する。
4.社員の共感とエンゲージメント
社員が企業のミッションに共感し、自らの仕事に意義を見いだせるようにする。これにより、モチベーションや創造性が向上する。
ブランドの構造と目指すべき姿~かけがえのないブランド~
さて、「ブランド価値を高めたい」ときに考えるべき、ブランドの構造についてです。

上図のブランド構造図は、弊協会スタッフたちがこれまでのマーケティング支援経験をもとにまとめた、かけがえのないブランドを目指す4ステップです。
ブランド価値を高めるには、ただ良い商品を作るだけでは不十分です。
お客様が「このブランドが好き」「このブランドを信頼している」と感じてもらえるよう、段階的に価値を積み重ねていくことが大切です。
以下では、ブランド価値を構成する4つのレベルと、それぞれをどう高めていくかを詳しく解説します。
ブランド価値を高める ステップ1:モノ的価値(機能としてのブランド)
レベル1は、「良い製品だ」と感じてもらうための基本的な価値です。
例えば、品質が良い、使いやすい、価格が手頃。
- 品質:壊れにくい、長持ちする、安定しているなど
- 性能:目的をしっかり果たすなど
- 素材、サイズ:肌触り、伸縮性、サイズ展開など
- 価格:コストパフォーマンスが良いなど
この段階は「選ばれるための土台」です。
お客様はこの価値を基に「買っても損しないか?」を判断します。
ブランド価値を高める ステップ2: 表示的価値(好みとしてのブランド)
レベル2は、商品の「感覚的な魅力」や「印象」で好きになってもらう段階です。
例えば、デザインが好み、名前がオシャレ、見た目が良い。
- ネーミングやロゴ:覚えやすい、個性的、イメージが湧くなど
- パッケージやデザイン:SNSで共有したくなる、使うだけで気分が上がるなど
- ブランドの世界観:ナチュラル、シンプル、ラグジュアリーなど
この段階は「このブランド、なんか好き!」と思ってもらえることが狙いです。
感情に訴えかけることで、選ばれる確率が上がります。
ブランド価値を高める ステップ3: 社会的価値(社会評価としてのブランド)
レベル3では、 「他人からどう見られるか」「社会的にどう評価されているか」が軸となります。
例えば、評判が良い、安心感がある、高級に見える、あこがれる存在。
- 口コミ・レビューの評価:他人の意見が安心材料に
- 信頼できる会社が作っている、実績がある:ブランドの裏付け
- ブランドイメージ:上質、信頼感、誠実、最先端など
- メディア露出・インフルエンサーとの提携:世間に浸透し、価値が高まる
「このブランドを使っていると、信頼できる人に見える」と感じさせる段階です。
ここから“選ばれる理由”がより強固になります。
ブランド価値を高める ステップ4: 意味的価値(かけがえのない存在としてのブランド)
レベル4では、ブランドが「自分の一部」や「人生の一部」になります。
例えば、愛着がある、信頼している、自己表現の一部になっている。
- 愛着:何度もリピートしている/ないと困る
- 信頼:このブランドなら間違いないという確信
- 自己表現:ブランドを通じて自分らしさを表現。例:環境配慮、美意識、健康志向
- ストーリーや共感性:ブランドの背景や理念に共感している
レベル4に達すると、多少高くても選ばれ続けます。
お客様にとって「他には代えがたい存在」になるのです。
一般的に、レベル3の社会評価が上がれば、ブランド価値が高まり、売上が伸びると考えられています。
しかしそれだけでは、他のブランドが評価を高めてきたらブランドスィッチを起こされてしまいます。
社会的評価を得たところで安心するのではなく、レベル4までブランド力を高め、一人一人の顧客にとって「かけがえのないブランド」とならなければいけないと考えています。
バーガーキングもスターバックスも形こそ違え、顧客にとってかけがえのないブランドとなっているからこそ、顧客に愛され続け、利用され続けるのだと思います。
世の中の動向、地域の特性、人々の心の動きを把握し、対応していくことがブランド価値を向上させます。
世の中の動向、地域の特性、人々の心の動きを把握するためには、マーケティングや感性マーケティングの知識とスキルが欠かせません。
顧客の感性を分析し「もっと売れる!」を実現する感性マーケティング
ここからは、弊会の感性マーケティングの内容に変わります。
感性マーケティングは、企業側(つくり手)の思いだけではなく、顧客側(使い手)の価値観を理解する、共に創る「共創」という考え方が欠かせません。「共創」という考え方を実践すると「付加価値」が高まります。その「付加価値」が「経済価値」を生み出します。
<感性が経済価値を生む>

一人一人違う顧客の感性を理解しながら適切に対応することにより、「もっと売れる!」を実現することが出来ます。商売繁盛をもたらすものが『感性マーケティング』です。
具体的には、「声」から深層心理を分析し、分析結果をマーケティング戦略立案や事業目標達成に有効活用します。
「声」には、顧客や消費者、社員、事業のリーザ―、経営者など様々ありますが、目的に沿って必要な「声」という感性データ(定性データ)を収集し分析します。目的に沿ってどのような「声」を収集するかという最初の設計がとても重要です。
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参考記事:「感性マーケティングとは」
・顧客体験価値「顧客の本音を知る!~顧客は自分の本音を理解しているわけではない~」
・顧客体験価値「地域力の相乗効果!ー5つの顧客経験価値を充足させる地域イベントー」
・「アンケートの重要性と課題に対応する調査方法:調査の目的と課題、アンケートの作り方、回答率を上げるコツ、集計・分析のポイント、調査結果の役立て方」
「企業の強み」と「顧客ニーズに応じる」をつなぐリサーチパートナー
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マーケティングとエントロピー増大の法則
解剖学者の養老孟子先生が中央公論に連載されたエッセイの中に、「一方の秩序が、他方の無秩序を引き起こすということ」という『エントロピー増大の法則』の話を分かりやすく紹介された文章を見つけました。
一見、我々マーケッターには無縁のような話ですが、よくよく考えるととても重要なことだと思いましたので、少しお話ししておこうと思います。
サルやイノシシが出没する理由
養老先生が福井に行った際、現地の農家さんに、近年サルやイノシシが人里に出没するのは野犬がいなくなったからだというだという話を聞いたそうです。
一時期、野犬は危険だからということで、たびたび野犬狩りが行われ、野犬がいなくなりました。野犬がいなくなったらサルやイノシシなどの天下になって、人里に出没するようになったというのです。
野犬を駆除し、飼い犬のすべては紐や鎖でつないで自由に動けなくしました。結果一番喜んだのはサルやイノシシでありました。人里の方が食料が多く、しかも美味しいものがあるためです。

昔、明治時代に沖縄でハブや野ネズミ退治のためにマングースを放した話を思い出します。
マングースは捕獲の難しいハブなどは捕食せず、在来種の鳥やトカゲ、国の天然記念物でもあるヤンバルクイナなどを捕食し、生態系に大きな影響を及ぼすようになり、ついにはマングース駆除が行われるようになりました。
野犬の問題は環境問題であり、犬を管理することは大事ですが、その結果、サルやイノシシが農作物を荒らすようになってしまいました。
一方の秩序(野犬の管理)は、他方の無秩序(サルやイノシシが農作物を荒らす)を引き起こしました。
まさに「エントロピー(無秩序・乱雑さ)増大の法則」です。
エントロピー増大の法則とは
エントロピー増大の法則とは
物事は何もせず放置すると無秩序、乱雑、無価値の方向へ動き(自然と)元に戻ることはないことです。
・コーヒーにミルクを入れると、茶色と白色が混ざり合って黄土色になる。そしてその色は自然に戻ることはない。
・芳香剤はその匂いが部屋全体に広まる。そして元には戻らない。
・先生が生徒を整列させても、先生がいなくなれば生徒たちはすぐに自由に動き回る。

自然界、人間社会、宇宙に至るまで、あらゆることが「エントロピー増大の法則」によって、無秩序、乱雑、無価値という悪い方向に動いてしまうように見えます。
しかし、この原理を理解すれば、社会現象でも自然現象でも課題解決の糸口を見つけられるはずです。
前回、「静かな退職」のお話をしましたが、現象に早く気づき、何らかの方法を考え対処すれば解決できることもあります。
マーケティングはエントロピー増大の法則と戦う活動でもある
「物事は何もせず放置すると無秩序、乱雑、無価値の方向へ動き(自然と)元に戻ることはない」法則をマーケティングに置き換えて考えてみます。
「AAA」ブランドの認知度を例にします
テレビ広告を放映していた10年間は「AAA」のブランド認知が上昇しました。認知率が目標に達成したのでテレビ広告を止めました。広告を止めてから10年が経った現在、「AAA」ブランドを記憶している人がいなくなってしまいました。
「AAA」ブランドと同じ業界の競合他社は、テレビ広告を継続して認知度が高まりました。また、新ブランドも発売し積極的に広告を展開しました。これら競合他社の戦略的な動きによって、「AAA」ブランドのユーザーは、他社ブランドへスイッチ(移って)しまっていました。
まさに、「エントロピー増大の法則」(物事は何もせず放置すると無秩序、乱雑、無価値の方向へ動き(自然と)元に戻ることはない)です。

「AAA」のブランド名は架空ですが、話は実際に起きたことです。この問題に気付いたブランド「AAA」は、広告を再開し、商品ラインを拡大させ、認知率を回復させました。エントロピー増大の法則と戦い勝ちました。
日本のマーケットに当てはめる~日本がガラパゴス化にならないように~
日本は国内に1億人という結構巨大なマーケットを持っているため自己完結型の社会が成り立ってきました。さらに、質の良い製品を作り出し海外輸出により外貨も稼いできました。
しかし、仕上がった製品だけでなく技術もグローバル化が加速し、今まで日本の屋台骨を支えてきてくれた多くの日本企業も苦戦しています。
日本のガラパゴス化とは
海に囲まれた島国(日本)は、外の世界と隔離された環境下において独自の基準で最適化され、外国のルールと日本のルールに互換性がないことです。
一方で、インバウンドに目を向けると、日本には多くの外国人旅行客が訪日してくださっています。
日本は、島国という縛りや日本語という縛りを克服し、世界にモノや情報を発信することが求められている時代です。
「エントロピー増大の法則」を思い出すと、インバウンド(外国人旅行客)が増えたから、多くの外国人に日本を知ってもらえているだろう、ならばもう発信しなくても大丈夫と、手を緩めて発信を止めてはだめです。日本の魅力を発信し続けることが大切です。

社会のニーズに応じ続けるとマーケティング成果が出る
日本に多くのインバウンド(外国人旅行客)が訪れてくれていますが、ニーズは変化しています。
最初はモノへの関心が高かったですが、次第に日本人の生活のリアルを体験したいというような体験することへ関心が寄せられています。
その変化を早くキャッチするためには、世の中の動向や、人々の心の動きを観察し適切に把握する必要があります。その動きや変化に気づき対応する力こそマーケティング力です。

正しいマーケティング知識を学び、なおかつその知識を実際に使いこなす力が今まで以上に重要になります。
「エントロピー増大の法則」と戦い、社会のニーズに応じ続けることができるブランドや商品である続けるために頑張りましょう。
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感性マーケティング/基礎マーケティング/商品企画 実用資格講座のご案内
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どうぞお気軽にご相談ください。
参考:「感性マーケティングとは」:「アンケートの重要性と課題に対応する調査方法:調査の目的と課題、アンケートの作り方、回答率を上げるコツ、集計・分析のポイント、調査結果の役立て方」
『マーケティング・テクノロジーフェア東京2025』にてセミナー講演をいたしました!
『マーケティング・テクノロジーフェア東京2025』(@東京ビッグサイト)にてセミナー講演を致しましたご報告です。
マーケティング・テクノロジーフェア東京2025


マーケティング・テクノロジーフェア 東京 2025(第13回)
2025年2月27日(木)・28日(金) 10:00-17:00 @東京ビッグサイト 東4ホール
● イベントHPはこちら▶▷ http://fc5525.cuenote.jp/c/aevxafm24od2fqbE
当協会は、2月28日(金)にセミナー講演をいたしました!
講演タイトル:「感性マーケティング」から見えてくるもの。
声から「深層心理」を分析する、顧客起点のマーケティング<Part2>
「感性マーケティング」から見えてくるもの。声から「深層心理」を分析する、顧客起点のマーケティング<Part2>
講演タイトルに<Part2>とあるのは、昨年同じテーマでセミナー講演をさせていただきましたためです。
昨年のセミナー講演では大変ご好評をいただいたのですが、講演後のアンケートに「もっとプロセスを知りたかった」というご要望が出ていました。
そこで、今年は<Part2>としまして、プロセスをわかりやすく解説させていただく講演内容にブラッシュアップしました。

写真:インフォーマ マーケッツ ジャパン(株)様よりご提供いただいた記録写真
<講演概要>
「感性マーケティング」から見えてくるもの。
声から「深層心理」を分析する、顧客起点のマーケティング<Part2>
- 感性マーケティングとは
- 感性とは
- 感性が経済価値を生む
- 顧客を知る4種類のデータ
- 定量情報と感性情報の関係性
- 感性データの取得例
- 感性マーケティング事例
<講演者>
一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)
理事
堀内 香枝
◎感性マーケティングとは
まず、「感性マーケティング」とは、人に寄り添うものづくり(サービス含む)から提供、顧客との長期的な関係づくりまで、仕組みをつくり事業の成果を持続的に実現することです。その活動の要所において「感性データ」や「定性データ」を活用してゆくことです。
◎感性とは
次に、感性とは、人間が外界からの刺激を感覚(五感など)で受容し処理し表現する能力のことです。
「感性をデータで収集する方法」はこちらをご参照ください:「感性とは、感性マーケティングとは」
◎講演させていただいた3つの感性マーケティング事例のご紹介
事例の「感性データ」は、消費者アンケート(インターネット調査)に回答いただいたフリーアンサー(テキストデータ)、あるいは、取引先アンケートに回答いただいたフリーアンサー(テキストデータ)です。
事例1 シニア層の本音から新規事業企画
地域のシニア層向けに新規事業を始めるにあたり、対象地域にお住まいのシニアの方のニーズを知らなければサービスを開発できません。
全国的なシニアに関する調査資料はありましたが、対象地域にお住まいのシニアの方のニーズが全国のニーズと同じとは限りません。
対象地域にお住まいのシニアの方々がどのような暮らしをしたいのか、何に困っているのか、本音を引き出しました。

事例2 顧客起点の評価基準とマネジメント
企業ブランド調査は大手調査会社などによる調査資料があり、競合比較の際に活用していました。しかし、その企業ブランド評価は調査会社が設定した評価項目により行われています。
そこで、自社の商品を購入・利用してくださっている顧客の意見を取り入れたモニタリング指標をつくり、企業の経営価値向上を図るモニタリングの仕組みを構築しました。
満足度は顧客の期待があるからこそ測ることができるという基本思想を持っていました。

事例3 B2Bのお客様調査によるV字回復戦略
売り手市場(需要が多く売り手が買い手より有利な立場にある市場の状況)から市況が変化し、コンペに競り負けるようになってきました。
お客様調査を初めて試みたところ、営業担当だけではなく社員全員で、取引先であるお客様がなぜ自社の製品を選んでくれたのか、または、長くお付き合いしてくださったのに離反してしまったのか、理解することができ、会社組織の本質の問題と課題が判りました。

以上が『マーケティング・テクノロジーフェア東京2025』にてセミナー講演させていただいた【「感性マーケティング」から見えてくるもの。声から「深層心理」を分析する、顧客起点のマーケティング】に関する概要のご紹介となります。
主催会社インフォーマ マーケッツ ジャパン(株)様にはお世話になりました
下記写真の左は、弊会を担当してくださった、主催会社インフォーマ マーケッツ ジャパン(株)の甲斐千尋さんです。最初から最後まで担当してくださり大変お世話になりました。

写真:弊社スタッフ撮影。(左)インフォーマ マーケッツ ジャパン(株)事業推進部 セールスコーディネーター 甲斐 千尋様、(右)一般社団法人日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)理事 堀内香枝(講演者)
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