新宿「歌舞伎町」の再開発で街並みはどう変わる?

2018年07月21日堀内香枝

最近、新宿歌舞伎町一丁目の再開発が話題になっているので懐かしく感じます。一時期、新宿歌舞伎町に隣接する「西武新宿駅」(西武鉄道)を頻繁に利用していて、新宿歌舞伎町を横目で見ながらJR新宿駅とを往復したり、新宿歌舞伎町の中を通って大久保方面へ抜けたりしていた時期がありました。また、仕事関係の知人にゴールデン街は面白いからと連れて行っていただいたことがあります。

新宿「歌舞伎町」のイメージは?

新宿歌舞伎町へ行かれたことはありますか?行かれたことがなくても、知ってはいるという方は多いと思います。

どんなイメージをお持ちですか?
夜の街
キャッチがしつこい
建物が密集している
ネオンがギラギラしている
上昇感
エネルギッシュ
治安が悪い
娯楽の街
・・・・

私は、新宿歌舞伎町特有のパワーがあると感じます。好きか嫌いかは別として、国内でも貴重なスポットだと思います。

歌舞伎町の歴史

江戸時代前期(1690年代)に宿場町として「新宿」が誕生し、屋敷があり花街もあり大変繁盛していたとのことです。

そして、戦後、戦災復興を国主導で行ったご時勢に、「歌舞伎町(当初は名称なし)」は民間主導によるまちづくりを行いました。
この地域で最も多く土地を借りていた食料品製造業者の鈴木喜兵衛(すずき・きへい)が、最大の地主の峯島茂兵衛 (みねしま・もへえ)を説得し、東京都で戦後の復興計画を担当していた石川栄燿(いしかわ・ひであき)の協力を得て、戦後の復興を意欲的に推進したそうです。

「道義的繁華街」を目指していたことから、新興文化地域にふさわしい町名として「歌舞伎町」(1948年)と名づけられました。

その後、劇場街を地域の中核とし、歌舞伎町は日本有数の繁華街に成長しました。
一方、性風俗店や雑居ビルがつくりだす景観の猥雑さ、路上のキャッチや如何わしい者の存在もあり、「治安が悪い」というイメージもつきまとっています。

そういう種々雑多な新宿歌舞伎町のエネルギーが、外国人旅行客を惹きつけているというのも事実です。彼らは、夜のアクティビティを楽しんでいます。

近年は、大型シネコン「TOHOシネマズ」の開業(2015年4月17日)もあり、ファミリー層も取り込み始めています。

これからの新宿「歌舞伎町」

如何わしい街というイメージを払拭し鈴木喜兵衛が目指した街にしようと、「クリーン作戦」「文化創造・発信」「魅力ある街並みへ改善」を基本方針とした「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」(2005年)が設立されました。

最近話題になったのは、2014年末に閉館した映画館「新宿TOKYU MILANO」(新宿ミラノ座)跡地が、2016年に閉館した「ホテルグリーンプラザ新宿」跡地と一体化して、「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿 TOKYU MILANO 再開発計画)」が進められていることです。

竣工は2022年の予定で、完成すれば高さ約225mになり、新宿歌舞伎町エリア外(JR新宿駅から、新宿御苑から、大久保方面等)からでも竣工したビルの上部先端部を見つけることができる、歌舞伎町の新たなランドマークとなるようです。

この開発より先に、新宿ミラノ座跡地に隣接する「西武新宿駅」は、今年の5月にリニューアルが発表され、2019年3月に工事完了の予定です。

東急の開発するランドマークタワーと、西武がリニューアルする西武新宿駅と、開発後は、新宿歌舞伎町のイメージが変わってしまうかしら、とちょっぴり心配します。東急グループは、渋谷も池袋も再開発を手掛けています。渋谷や池袋と同質化してほしくないというのが本音です。

新宿「歌舞伎町」に来なければもらえないパワーや、味わえないような驚きや感動を残しつつ、クリーンで文化的な景観をそこに融合させてほしい。

新宿エリアから大久保エリアまでの回遊導線が計画されていると、老若男女・国内外の人々の多くがこの地域内のさまざまな顔を楽しめるようになり、産業のますますの活性化につながります。新しい歌舞伎町に期待します。

 

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。