★感性マーケティンブログ★ 『一蘭』に何故外国人観光客が集まるのか?!。

2018年06月27日森田 広一

新宿に大型店舗をリニュ-アル出店して話題のラーメン店「一蘭」ですが、なぜそこまで人気なのでしょうか。
外国人観光客が並んでも食べに行きたいのは、どのような理由なのでしょうか。
飲食店だけにとどまる理由ではないと思い、その人気の理由を探りたいと思います。

外国人観光客は「オーダー用紙」を持ち帰るそうです。

「一蘭」を訪れた外国人観光客は、オーダー用紙を持ち帰るそうです。
私たち日本人も、観光先などで記念として箸袋やコースターなどを持ち帰った覚えのある方は多いと思います。
その際の心理としては、当然その店に対して何らかの満足感を覚えた結果、記念として持ち帰りたいという気持ちが沸き上がったからと言えます。
満足感は、様々な要因により生まれます。
「一蘭」は何により顧客の満足感を生み出しているのでしょうか。

マーケティングには、「利益を上げていく合理的な側面」と
「エモーショナル(感性的)な側面」の両輪が必要。

マーケティングには、「利益を上げていく合理的な側面」と「エモーショナル(感性的)な側面」の両輪が必要です。
「一蘭」の場合、「オーダー用紙」「ブース」というものに代表されるように、非常に合理化された顧客対応システムが存在します。
そのこと自体が外国人にインパクトを与えているともいえますが、それだけでは、顧客は満足しません。
顧客が飲食店に対し一番に求めるものは『味』です。
ラーメン店ならば、店構えやサービスやシステムなどにインパクトを覚えたとしても、肝心のラーメンがおいしくなくては満足感は得られません。

「自社の価値」を何で上げるか。

「自社の強み」となる提供価値を具現化したものが商品だということは、何回か言ってきました。
「一蘭」の場合、まさしく“おいしいラーメン”を提供することに心血を注いできた結果が、今の人気の秘密と言えるでしょう。
但し、人には味の好みという『感性』が存在します。
当然ラーメンに対しても、「うす味がいい。」「濃い味がいい。」「麺は固いほうがいいい。」「柔らかいほうがいい。」「具材は・・・・。」など様々な好みがあります。
ラーメン店として、顧客一人一人の好みに対応はしたいでしょうが、その好みを一人一人聞いていては、手間暇がかかり肝心なラーメン作りに影響が出てしまいます。
その問題を解決したのが、「オーダー表」だったのです。
つまり「オーダー表」はただ単に効率を上げるためのモノではなく、顧客の味の好みという『感性』に対応し、顧客満足度を上げるために開発されたものだったのです。
「自社の強み」=「一杯のラーメンの価値」を高めることに集中するという、マーケティングの基本を実直に実行した結果が今の成功を生んだのです。

マーケティングというものは企業活動における基本です。
是非もう一度マーケティングのすばらしさを認識してください。

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森田 広一
広告代理店でマーケティング戦略立案、コンサルティングファームでデータ分析や各種のコンサルティング業務を経験。そこで培われたノウハウを元に人間の「感性」を紐解く独自の分析手法を確立し、そのノウハウを広く世の中に伝えるべく、一般社団法人日本マーケティング・リテラシー協会を設立。目に見えない消費者の深層心理「感性」を数値化し分析することにより、消費者や企業の隠れた欲求を解明し、各種提案やマーケティング戦略立案に役立てる分析体系を教える講座を開設。現在、様々な業種、職種の受講者から評価を得て、大手コンサルティング企業などの昇格必須講座としても認定されている。同時に各種企業のマーケティング・コンサルタントとしても活動中で、現代企業の悩み解決の実質的なサポート活動も継続している。