★感性マーケティンブログ★ 巨人に必要なのは『象徴』。ブランディングも同じ。

2018年05月22日森田 広一

先日「いま、巨人に必要なのは『象徴』」。というヤフースポーツコラムの記事を拝見しました。

長嶋終身名誉監督が現役時代からのファンとして、現在の巨人軍の姿に日々イライラさせられている身としては、ユニークな視点での指摘であり、興味深く読ませていただきました。

しかし、読み進めるにあたり、これって「ブランディング」と全く同じだなと思い始めました。

今回は、そんな「ブランディング」に重要な要素についてお話ししたいと思います。

 

巨人が巨人たり得たのは、「象徴」と「地方」の両輪がそろっていたからだ・・。

「象徴」とは、もちろん長嶋茂雄、王貞治。そして、原辰徳、松井秀喜である。

「地方」という表現はやや分かりづらいが、華はないがしっかりと脇を固める広岡、土井、そして駒田、篠塚、川合といった面々のことを指している。

言い得て妙。である。

「勝」ためには、「象徴」的な選手と「地方」型選手の両輪がそろっていなくてはいけないという話でした。

確かに、昔テレビを見ながら長嶋が打って勝った時は非常に興奮したものでしたが、その他の人が打って勝った時は、うれしいのだが興奮はしませんでした。

勝っては欲しいのだが、長嶋が打って勝ってほしい。

もちろん勝つためには選手全員が活躍しなければ勝てないので、地道だが堅実に勝利に貢献する「地方」型選手が必須です。

でも、勝った時興奮させてくれるのは、「象徴」選手の活躍なのです。

人間心理というものは、複雑なものだと再認識させられました。

 

ブランディングにも「象徴」と「地方」の両輪が必要。

ブランディングも全く同じだなと思いました。

ブランディングする際には、『自分たちは何者なのか。』を一目で、一口で理解してもらえることが重要です。

顧客にとって、どんな価値を与えてくれるものなのかが、解りやすいほどブランディングはしやすいのです。

いわゆる『象徴=花形選手』です。

そして、ブランディングにおいて最も重要なのが『地方=地道な活動の継続』です。

自分たちが提供する価値をゆるぎなく提供し続ける。自分たちの提供する価値を全員がいつでもどこでも同じように情報発信する。これらの活動の地道な継続によって、ブランディングは成し遂げられるのです。

そういう意味で、まったく同じだなと思ったのです。

「象徴」=「強みの商品」と「地方」=「地道な活動の継続」が大切。

「自社の強み」となる提供価値を具現化したものが商品ですから、ブランディングにおいて『象徴=花形選手』とは、具体的に言えば、商品・サービスです。

その商品やサービスは、他との差別性が大きく、顧客に提供する価値が大きいほど優位に立つことができるのは言わずもがなです。

ですから、ブランディングを成功させるためには、自社の商品・サービスの差別化、強みの強化が最も重要になります。

3C分析や5F分析などで、自社の強み=提供価値を明確にしておくことが大切だということです。

そして、『地方選手』です。ブランディングにおける『地方選手』とは、社員が日々行う業務のすべてと言えます。

強みとなっている商品やサービスを、日々送り届ける生産活動。そして、多くの人に認知してもらう広報・PR活動。購入してもらう販売活動。協力してもらう業者との協業。会社を正しく運営していく経理・総務業務。すべての活動を日々、滞りなくかつ適切に行っていく継続的努力すべてが大事なのです。

社会において注目され、愛され続ける要素は、どこの業界でも変わりないということですね。

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森田 広一
広告代理店でマーケティング戦略立案、コンサルティングファームでデータ分析や各種のコンサルティング業務を経験。そこで培われたノウハウを元に人間の「感性」を紐解く独自の分析手法を確立し、そのノウハウを広く世の中に伝えるべく、一般社団法人日本マーケティング・リテラシー協会を設立。目に見えない消費者の深層心理「感性」を数値化し分析することにより、消費者や企業の隠れた欲求を解明し、各種提案やマーケティング戦略立案に役立てる分析体系を教える講座を開設。現在、様々な業種、職種の受講者から評価を得て、大手コンサルティング企業などの昇格必須講座としても認定されている。同時に各種企業のマーケティング・コンサルタントとしても活動中で、現代企業の悩み解決の実質的なサポート活動も継続している。