★感性マーケティンブログ★ 理性と論理だけでは人は動かない

2018年07月01日堀内香枝

好き?嫌い?を判断する能力は感性

食べ物の好み、女性の好み、男性の好み、音楽の好み、・・・
家を購入する、車を購入する、洋服を購入する、夏休みの旅行先を決める・・・
私たちは普段、好みで選択したり行動したりすることが多くありますね。

生活者が商品やサービスなどを購入するとき、機能や価格、容量、数量などの合理的な側面のみで購入することはなく、自分なりの好みなどエモーショナル(感性的)な側面が、購入の判断に影響します。

このエモーショナル(感性的)な側面を理解して、ビジネスに活かす活動を、感性マーケティングと呼びます。
人の好み、嗜好、思考、思いなどによって物事を判断する感性を分析して、購買行動や意思決定を予測したり、新しい欲求を発見したり、物事の原因を解明したりすることに役立ちます。

ビジネスの中において感性が影響するシーン

マーケティング活動においてもさまざまなシーンで、感性が売上創造に寄与しています。

例えば
・急激に売上が減少してしまい、営業先でも競合の比較されるようになった。
 理由を調べたら、顧客セグメント(ヘビー、ミドル、ライト、離反、失注)ごとに
 見方が異なり、それぞれから改善策につながる意見が抽出できた

 
・新しいアプリを開発して販売を開始する前に、生活者に開発コンセプトを
 定量評価してもらったところ、非常に高評価だった。
 一方で、フリーな意見を聴いたところ真逆の結果だった。
 このギャップを埋めることをマーケティング戦略の骨子にして推進し、
 サービスを浸透させることができた

 
・既存事業とは異なるターゲットを狙う新規事業の開発を目指す際、
 これまでのお客さんのニーズは情報として持っているが、
 まったく新しいお客さんなので情報がない。率直な意見を聴きたい。

購入の意思決定は合理的な側面とエモーショナル(感性的)な側面がある

B2CにもB2Bにも、エモーショナルな側面が購買やさまざまな行動に影響を与えます。
したがって、企業のマーケティング戦略を立案する際、分析するデータは、
定量データに加えて、感性データも扱えることが必要になります。

合理的な側面≒定量データ
エモーショナルな側面≒感性データ(定性データ)

JMLAでは、このエモーショナルな側面と合理的な側面を組合せて扱えるようになるスキルを身につけることが大事だと考え、そのスキルを身につけることができる、感性マーケティングの資格講座を開催しています。

 
 
『マーケティング解析士 プロフェッショナル 感性』

定量データと感性(定性)データを組み合わせた分析の体系的なメソッドを学び、データ分析力+シナリオデザイン力を併せ持ったハイブリッド能力の習得を目指す、日本で唯一の感性マーケティング資格講座です。
次回は、7月7日(土)・8日に開催します。

▶ベーシックなマーケティングの基礎スキルを身につける資格講座
「マーケティングとは」から基礎理論、マーケティング戦略を立案する基礎体系を学ぶ
『JMLAベーシックパスポート』

マーケティングの基本知識の習得と、論理的思考力を養う資格講座です。
ワークショップを中心としたカリキュラムにより、マーケティング戦略立案や実務でマーケティングの理論を使いこなせる実践力の習得を目指します。

▶その他にも、人の感性をビジネスの各分野で活用できるスキルを身につける認定資格講座を開催しています。
『セールス』・・・折衝力、セールスのプロセスを学ぶ
『アナリスト』・・数字を見極める感性を身につける
『ヒューマンコミュニケーション』・・自分を知り、聞く・聴く・訊く、そして伝える力を向上させる
『商品企画士』・・右脳と左脳の組み合わせで失敗しない商品企画体系を学ぶ

JMLA(日本マーケティング・リテラシー協会)では、
「人間の感性」をマーケティングに活用することに軸足を置き、
学んだらすぐに実務に活用できる本質をお伝えすることをモットーに
資格講座を企画運営しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。

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堀内香枝
女性の感性を活かした調査設計や市場動向の分析により、お客さまの深層心理「感性」の解明を得意とします。コンサルティングファームで食品メーカー、外食産業、エステティック産業、通販企業、冠婚葬祭業、工作機械メーカーなど幅広い業種のマーケティング・コンサルティング業務を経験しました。これまで培った経験を元に、一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)設立に参画し、感性マーケティング『マーケティング解析士』講座カリキュラム策定に携わりました。現在は、『マーケティング解析士』講座の講師活動を行っています。同時に、企業様のマーケティング課題解決のサポート活動を継続しています。