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JMLA 事務局 について

一般社団法人 日本マーケティング・リテラシー協会(JMLA)は、商品企画開発とマーケティング戦略立案の領域で、ヒトの感性を起点にマーケティングサイエンスで「売れる」を創り出す2つのソリューションを提供しています。 また、2つのソリューションに関する、人財育成(認定資格講座、企業研修)も行っています。商品企画領域では系統的なメソッド「Neo P7」を用いて再現性ある開発を推進する内製化支援を行っています。

【真のデジタルマーケッターとなるために】第12回:集計と分析

何のために分析を行うのか?

分析を行うときは、(分析を行う)目的を設定しておくことが肝要です。

戦略を立てるための集計・分析の役割は、「事実を的確に知り、課題解決の糸口を発見する」ことです。そのために身につけるとよい集計・分析の視点は大きく2つ、「1.(扱う)データの傾向把握」と「2.データ間の関係性の把握」です。

リサーチを行うことにより(第11回解説)、事業課題に対する大まかな情報は得られます。しかし、漫然とデータを見ていただけでは、勘による経営判断とほとんど変わりなく終わってしまいます。リサーチにより得られたデータを適切な手法で集計・分析する必要があります。

「1.(扱う)データの傾向把握」を行うことにより、
収集したデータから世の中や市場、商品・サービスなどの動向や傾向が読み取ることが可能になります。どのような商品が、どの位売れているのか、その勢いは数年変わっていないのか、などが見えてきます。まずは基本的な世の中の傾向を把握するのです。

次に、「2.データ間の関係性の把握」です。
「1.(扱う)データの傾向把握」を掘り下げて、データ間にはどのような隠れた関係性があるのかを見ていきます。商品やサービスはどのような人たちになぜ・どのように利用されているのか、売れている商品の共通項は何かなどを見ていきます。また予測モデルを得るケースなど、自社の課題を解決する深い洞察を得ます。

 

取り扱うデータの種類(復習)

データの種類を復習しておきましょう。

①収集目的による区分

「一次データ」と「二次データ」

「一次データ」とは、特定の目的のために新たに収集されたデータのことです。課題解決のために行った顧客調査や競合企業調査などが当てはまります。

「二次データ」とは、何かの目的のために既に収集されていたデータのことです。内部データと外部データがあります。自社商品の月別売上データなどは内部データであり、経済産業省などの官庁や大手調査機関が発行している調査データなどは外部データに当てはまります。

 

② 顧客属性(顧客の姿形)を把握する変数による区分

 

 

  • デモグラフィックデータ
  • ジオグラフィックデータ
  • サイコグラフィックデータ
  • ビヘイヴィアデータ

 

「デモグラフィックデータ」とは、人口統計データであり、年齢・性別・職業などのデータがあてはまります。

「ジオグラフィックデータ」とは、地理的データであり、住居、勤務地、位置情報などがあてはまります。

「デモグラフィックデータ」とは、心理的データであり、感性や価値観などがあてはまります。

「ビヘイヴィアデータ」とは、行動結果データであり、アクセス履歴、購買履歴などがあてはまります。

 

集計・分析方法

冒頭にお話ししました通り、集計・分析方法には、「1.傾向を把握する」ための集計・分析と、「2.データ間の関係性を把握する」ための集計・分析方法とがあります。

「1.傾向を把握する」

傾向を把握するための集計方法法には、「単純集計」や「クロス集計」などがあります。
「単純集計」は、人気ランキングや果物の生産量ランキングなどで目にしているでしょう。
「クロス集計」は、好きな食べ物の男女差や年齢別の購入頻度などの2つの要素を一度に把握する集計方法です。

 

「2.データ間の関係性を把握する」

傾向を把握できたら、次にもう少し深くデータの特性を把握するとよいでしょう。
たくさんの要因(変数)が関係していると考えられるデータの分析には、因子分析や数量化理論Ⅲ類分析など、量的データに向く分析手法と質的データに向く分析手法と適宜用います。

■量的データ 因子分析、重回帰分析による商品開発に向けた分析例

 

■質的データ 数量化理論Ⅲ類分析による顧客層別の課題解決に向けた分析例


今までランキング形式のような単純集計のみを見て判断に苦しんでいた方は、関係性の分析などを学ぶと、より正確なデータの読み込みと戦略の気づきを得られるようになります。ご自分で分析ができるようになると、情報・データの整理や問題点の把握、戦略的気づきなどが今までより格段に速く行えるようになります。是非、チャレンジしてください。

 

自らが求める目標達成には、それなりの準備と戦略が必要です。ただやみくもにやればよいというものではありません。

ビジネス社会で成功させるためには、マーケティングの知識と活用力は重要です。

皆さまも「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。

必ずご自分のお仕事に活かされますよ。

 

【真のデジタルマーケッターとなるために】シリーズ
第1回:マーケティングとは
第2回:現代マーケティングに重要なデータ
第3回:ブランドが果たす役割
第4回:マーケティングの仕組み
第5回:3C
第6回:PEST
第7回:5F
第8回:SWOT
第9回:STP
第10回:ブルーオーシャン戦略
第11回:リサーチの役割
第12回:集計と分析
第13回:戦略ドメインとコンセプト設計
第14回:競争戦略と隠れた競合
第15回:百年ブランドとなるために

 

 

参考:「3Cとは、SWOTとは」「強みを生かす!『SWOT』分析」「3C、4P、使いこなしていますか?!」「STP、ターゲティングの成功事例」「ファイブフォース分析とは」「JMLAベーシックパスポートの魅力

【真のデジタルマーケッターとなるために】第11回:リサーチの役割

何が足りないのか? 何が間違っているのか?

戦略を立てるためには情報分析が必要!

 

「リサーチ」の役割とは

「あるべき姿とのギャップ、事業課題を把握する。」ために行うものです。

企業は、「こうなりたい。」というビジョンを持っているはずです。

しかし、なかなかそう簡単には理想の姿にはたどり着けません。自社の問題や社会環境、競合企業など様々な障壁が横たわっているからです。

そして、そこを何とかクリアして理想の姿にたどり着くためにマーケティング戦略を考えるわけです。

しかし、戦略を立てるといってもやみくもに立てることはできません。自社の課題を的確に把握し、その要因をクリアする戦略を立てなくてはいけません。

「リサーチ」とは、その課題を把握するために行うものなのです。

ですから、リサーチとは専門業者に依頼する調査だけではありません。自社の問題を把握する、原因を追究する、競争相手の戦略を理解する等、様々なリサーチが必要なのです。

 

 

内部要因の把握

自社企業内部の経営資源の強み/弱みを把握します。

資金力、人材、営業力、販売網、ブランド認知、マーケティング力、商品開発力など、様々な角度、要員を冷静に分析する必要があります。

日本企業は、自社の弱みはよく理解していますが、強みを理解していないことが多いので、戦略立案に重要な要素となる強みの把握は的確に行いましょう。

内部要因には、数値で把握しやすいものと、数値で把握しにくいものがあります。企業文化などは、数値で測りにくい要因ですが、マーケティング戦略を実行していく際には大きな影響を与える要素ですから、適切に再確認すべきです。

 

外部要因の把握

マクロ環境(経済、政治、社会)とミクロ環境(市場、顧客、競合)の両方をリサーチし、把握することが必要です。

マクロ環境

現在、世界はコロナウィルスの猛威にさらされています。これなどは典型的な社会環境要因です。コロナで大きなダメージを受けている業種が多いのですが、業種によっては好調な業績を上げている業種もあります。

また、業種によっては政治的な規制が大きく影響を及ぼす業種もあります。訪問販売業などは、消費者保護の視点から現在では厳しい規制が設けられています。

経済状況も、消費者の消費意欲や企業の投資などの判断に影響を与えます。

ミクロ環境

自社が戦っている市場そのものも冷静に把握しなくてはいけません。市場が伸びているのか、縮小しているのか、それは何故なのか?自社の将来像を描くためには重要な要素です。

顧客は最も直接的な影響要因です。常にリサーチし続け、一時も目を離すことがあってはなりません。

競合は、まずは目の前の競合企業の動向、戦略などをしっかりと把握しましょう。自社と同じように競合企業も適切なマーケティング戦略を考え、実行しているはずです。ゆめゆめ油断してはいけません。

そして競合でもう一つ重要な競合が、「隠れた競合」です。詳しくは第14回で解説しますが、簡単に言うと同業他社だけを競合と考えていてはいけないということです。

 

リサーチを行わず、経験や勘に頼っていると大きな落とし穴が待つ

以上のようなリサーチにより課題を把握しないままマーケティング戦略を「経験や勘、度胸」などで考えてしまうと、その先には大きな落とし穴が待ち受けています。

自社にとって重要なことを見落としてしまったり、長期的視点が欠け目先の事にとらわれたり、全社的に最適な戦略ではなく一部にしか最適でない戦略を選んだりと、誤った意思決定をしてしまうことがほとんどです。

そして何より、リサーチにより課題要因を把握し議論し戦略を策定するという論理的な活動を行わずにいると、将来を担うマネジメント人材が育たないのです。企業が最も恐れなくてはいけないことと言えるでしょう。

 

 

自らが求める目標達成には、それなりの準備と戦略が必要です。ただやみくもにやればよいというものではありません。

ビジネス社会で成功させるためには、マーケティングの知識と活用力は重要です。

皆さまも「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。

必ずご自分のお仕事に活かされますよ。

 

【真のデジタルマーケッターとなるために】シリーズ
第1回:マーケティングとは
第2回:現代マーケティングに重要なデータ
第3回:ブランドが果たす役割
第4回:マーケティングの仕組み
第5回:3C
第6回:PEST
第7回:5F
第8回:SWOT
第9回:STP
第10回:ブルーオーシャン戦略
第11回:リサーチの役割
第12回:集計と分析
第13回:戦略ドメインとコンセプト設計
第14回:競争戦略と隠れた競合
第15回:百年ブランドとなるために

 

 

参考:「3Cとは、SWOTとは」「強みを生かす!『SWOT』分析」「3C、4P、使いこなしていますか?!」「STP、ターゲティングの成功事例」「ファイブフォース分析とは」「JMLAベーシックパスポートの魅力

【真のデジタルマーケッターとなるために】第10回:ブルーオーシャン戦略

競争相手が存在しなければ、独占的な優位性を確保することができます。

透明度の高い海や、人が立ち入らない静かな浜辺のように、他者の介入がない環境には大きな魅力があります。ビジネスの世界においても、競合が存在しない市場環境は非常に理想的な状態と言えるでしょう。
そのような市場を表す概念として、「ブルーオーシャン戦略」があります。本記事では、ブルーオーシャン戦略の基本的な考え方と、その活用方法について解説していきます。

ブルーオーシャンとは 「競争相手がいない、或いは少ない市場や分野」のこと。

「ブルーオーシャン」とは、競争相手が存在しない、あるいは非常に少ない市場や分野のことを指します。こうした市場では、企業は他社と価格や機能で争う必要がなく、自社にとって最適な価格で商品・サービスを提供しやすくなります。その結果、広告費や割引競争によって体力を消耗することもありません。

一方、競合他社が多数存在し、常に激しい争いが繰り広げられている市場は「レッドオーシャン(血で血を洗う市場)」と呼ばれ、企業は限られた市場シェアをめぐって消耗戦を強いられることになります。

項目ブルーオーシャンレッドオーシャン
市場の状態競合がいない、または少ない競合が多く、飽和状態
競争ほとんど存在しない激しい価格・サービス競争が発生
顧客獲得の難易度比較的獲得しやすい顧客の奪い合いになる
価格設定自社で適正価格を決めやすい値下げ圧力が強くなりがち
マーケティングコスト比較的低く抑えられる高額になる傾向
企業の消耗度体力を維持しやすい競争で消耗しやすい
例え未開の美しい島人が密集する戦場のような浜辺

ブルーオーシャン戦略とは?

ブルーオーシャン戦略とは、既存の競争市場(レッドオーシャン)ではなく、まったく新しい需要を創出し、競合のいない市場を切り開くことで、持続的な成長と高い収益性を目指す経営戦略です。
この戦略は、2005年にW・チャン・キムとレネ・モボルニュによる著書『ブルー・オーシャン戦略』(ダイヤモンド社)によって広まりました。

従来の競争戦略(例:マイケル・ポーターによる「差別化」または「コストリーダーシップ」の二択)とは異なり、ブルーオーシャン戦略では、「低コスト化」と「高付加価値化」を同時に実現することを目指します。つまり、まったく新しい価値を提供することで、競争そのものを無意味にしようとするのです。(英語版ウィキペディア:Blue Ocean Strategy

任天堂「Wii」に見るブルーオーシャン戦略の実践

ブルーオーシャン戦略の代表的な事例として、任天堂が2006年に発売した家庭用ゲーム機「Wii」が挙げられます。

当時のゲーム市場では、ソニーのPlayStationやマイクロソフトのXboxが高性能化を競い合い、グラフィックや処理速度といったスペックを中心に、若年層のゲーム熟練者をメインターゲットに据えていました。これは典型的なレッドオーシャンの状態といえます。

こうした中で任天堂は、「ゲーム未経験者や家族全体にゲームを楽しんでもらう」という方向へ舵を切りました。そのために、あえてロースペックのハードウェアを採用し、直感的に操作できるモーションセンサー付きのリモコンを導入。複雑な操作や高度なスキルを必要としないゲーム体験を提供したのです。

また、「家族で楽しむ」「高齢者も一緒に遊べる」といった新しい利用シーンを提示することで、従来のゲーム市場では無視されていた層にアプローチし、まったく新しい需要を創出しました。

その結果、Wiiは世界累計で1億台以上の出荷を記録し、既存のスペック競争とは異なる軸で成功を収めました。まさにブルーオーシャン戦略の典型的な成功例といえるでしょう。

ブルーオーシャン戦略は、「競争に勝つ」のではなく、「競争そのものを無意味にする」発想に基づいています。Wiiのように、従来の業界常識にとらわれない視点で新たな価値を創出することで、企業は持続的な成長を目指すことが可能です。

自社の商品やサービスが今、どの市場に属しているのか。そして、競争から一歩抜け出すためにどのような新たな価値を提供できるのか。ブルーオーシャン戦略は、その問いに対する有効なヒントを与えてくれる理論といえるでしょう。

自らが求める目標達成には、それなりの準備と戦略が必要です。ただやみくもにやればよいというものではありません。
ビジネス社会で成功させるためには、マーケティングの知識と活用力は重要です。

皆さまも「マーケティング」に興味を持ってみてはいかがですか。

必ずご自分のお仕事に活かされますよ。

【真のデジタルマーケッターとなるために】シリーズ
第1回:マーケティングとは
第2回:現代マーケティングに重要なデータ
第3回:ブランドが果たす役割
第4回:マーケティングの仕組み
第5回:3C
第6回:PEST
第7回:5F
第8回:SWOT
第9回:STP
第10回:ブルーオーシャン戦略
第11回:リサーチの役割
第12回:集計と分析
第13回:戦略ドメインとコンセプト設計
第14回:競争戦略と隠れた競合
第15回:百年ブランドとなるために

参考:「3Cとは、SWOTとは」「強みを生かす!『SWOT』分析」「3C、4P、使いこなしていますか?!」「STP、ターゲティングの成功事例」「ファイブフォース分析とは」「JMLAベーシックパスポートの魅力

「商品企画サポーター」(学生)募集!

WAKUラボでは、学生のみなさまの「商品企画サポーター」を募集しています!

「商品企画サポーター」とは

「商品企画サポーター」とは、学生が、企業の商品企画プロジェクトや企業からの依頼に基づくリサーチ活動にボランティアで参加できる制度です。

「商品企画サポーター」登録条件

『WAKU WAKU 創造 LABO』が主催する指定の商品企画セミナーを受講し(受講料は無料)、商品企画『Neo P7』メソッドの知識とスキルを習得した学生のみなさまは、「商品企画サポーター」に登録いただけます。
<注意>「商品企画サポーター」の役割と参加条件参照。

「商品企画サポーター」の役割と参加条件

① 企業からの依頼に基づくリサーチ活動に参加

①の参加条件:商品企画セミナー【6ヶ月間・しっかり習得コース】受講の学生。

② 商品開発実践プロジェクトへの参加(企業人との協業)

②の参加条件: 商品企画セミナー【6ヶ月間・しっかり習得コース】を受講後、『JMLA商品企画士プロフェッショナル』の資格認定を受けた学生。資格認定料12,000円(税込13,200円)が必要です。※学生割引・定価の6割引き適用額。

受講対象セミナー

商品企画セミナーの正式名称「JMLA商品企画士プロフェッショナル【6ヶ月間・しっかり習得】コース」が、対象セミナーとなります。

受講料:「商品企画サポーター」登録希望の学生は無料。
※社会人一般22万円(税込)の受講料が免除となります。

<注意>「商品企画サポーター」の役割と参加条件に記載のある②のボランティア活動「商品開発実践プロジェクトへの参加(企業人との協業)」への参加を希望する学生は、認定料が必要となります。お申込みの際に申請ください。

セミナーは9月12日~始まります。
【6ヶ月間・しっかり習得】コースのカリキュラム、スケジュール、準備物をご確認に上、お申込みください。

講師:神田 範明(『Neo P7』開発者、JMLA会長、成城大学 名誉教授)

講師プロフィールはこちらよりご覧いただけます。

ご案内チラシのダウンロード

「商品企画サポーター」に関するご案内は下記よりダウンロードいただけます。

ご案内チラシをダウンロード

(ご案内チラシのイメージ)

ご応募おまちしてます!

ご質問などございましたら気軽にお問合せください。

感性的価値が人のウェルビーイングを創出する

ウェルビーイング(Well‐Being)とは、個人またはグループが、身体的、精神的、社会的に健康で幸福な状態のことを意味します。
人々が幸せになれる商品を開発出来たら、企業としてもうれしいですよね。
そんな商品やサービスを、我々は『感動商品』と呼んでいます。

商品開発には人の心を満足させる「感性価値」が必要

現在何かと大変なことが多い社会生活ですが、消費という行動は内容こそ変化していますが、衰えることはありません。

劇場に行ったり、街中に飲みに行く人の数は減っていますが、家庭での映画鑑賞やネット飲み会などが盛んにおこなわれています。また、家の中にいる時間が多くなっているため、お取り寄せグルメや宅配ミールなども利用が多くなっています。

社会環境が変化すると消費者のニーズ=「売れるもの」も変化します。「売れるもの・こと」は、単に機能的必要性(機能的価値)も存在しますが、より大きく判断に影響を及ぼすのが感性的価値です。
ただお腹がいっぱいになればよいのではなく、豊かな感情を得たい、おいしいものが食べたい。
その「豊かな感情」や「おいしく感じるもの」は人それぞれです。

「感性価値」を付加することが不可欠

売れる商品を開発するためには、「自社の技術」や「こんな商品が売れるだろう」というプロダクトアウトの考え方で作ってはいけないということですね。

消費者やユーザーが何を考えていて、どのような生活を送りたいと思っているか? 顧客はなぜAという商品を選んだのか? 商品やサービスを利用したことで顧客自身が満足したと感じる「価値」を、企業側は提供しなければなりません。

もちろん、機能的な満足という基本が無くてはいけませんが、現代社会で人が必要なモノはほぼ揃っているといってよいでしょう。そして現在企業の技術力はおしなべて高くなっています。技術力で差をつけることは難しくなっています。そのような社会環境の中で数ある商品やサービスの中から選択してもらうためには、技術力・機能を押し出すだけではない、他の商品やサービスと「違うね」と認識してもらえる差をつくらなければなりません。

そのため、人が望むもの=「身体的、精神的、社会的に幸福になれるもの」を理解し、あなたの会社の商品やサービスを選択してもらえる「価値」を創り出すことが必要になっているです。

「感性」を把握し、マーケティングに活かす『感性マーケティング』

「感性」とは、人間が五感によって外界からの刺激を判断し表現する能力です。「感性」は人それぞれ異なります。バラの花が好きな人がいれば、菜の花が好きな人もいます。

そのため、どのような人がどのような理由でどのような商品やサービスを欲しがっているのかという「感性」を分析する必要があります。

もちろん、感性情報=定性情報を定量化する工程を踏んでから、分析を行います。定性データは分析できない、と誤解をされている方がいらっしゃいます。
誤解をされたままだと、世の中にある半分は定性データですから、大変勿体ないことをされていることになりますよね。

ぜひ、感性データを定量化する方法、定量化した感性データを事業の成果に結びつく戦略立案に活用する方法を、知っていただきたいと思います。

当会の『感性マーケティング』をぜひ覗いてみてください。